子育て 越知町・滝上町児童交流報告と感想文

2月5~7日の3日間、越知小学校5年生26人と教育長をはじめとする引率者11人が、友好交流町である北海道滝上町を訪問し、交流を行いました。
初日、旭川空港に到着すると、白銀の世界が出迎えてくれました。子どもたちは旭山動物園に向かうバスから見る外の景色にくぎ付けでした。旭山動物園では、ペンギンの行進やオオカミなど北国の珍しい動物を見ることができ、子どもたちは、テンションが上がっていました。
その後、宿泊する滝上町のホテル渓谷に到着すると、町関係者の皆さんが大勢で出迎えてくれました。
2日目は、まず早朝体験。今年の滝上町は暖冬で、濡れたタオルを凍らすのにはコツがいると説明を受けましたが、子どもたちは見事濡れたタオルを棒のようにガチガチに凍らすことに成功しました。高知では見たこともない長いつららを見学し、ふわふわの雪の中にダイブをするなど、北海道ならではの体験に子どもたちは興味津々でした。
その後、桜ヶ丘スキー場へ移動し、滝上町の小学5年生と昨年7月以来の再会をしました。
交流は、午前中冬遊び、午後はスキーを体験しました。
冬遊びは、尻滑り、ゴルッケー、スノーラフティングを体験し、無邪気に遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
スキーは越知町児童のほとんどが経験したことがなく、最初は横歩きをするのもやっとでしたが、滝上町の方々の熱心な指導のおかげで多数の児童がリフトで頂上へ上がり、急斜面を滑って下りてこられるほどになりました。その夜はウェルカムパーティーを開催していただきました。豪華な食事をいただきながら両町の児童がクイズを出し合い、和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。また、滝上町のゆるキャラ「ピコロ」の登場があり、子どもたちはとても喜んでいました。
最終日の朝、町関係者の皆さん、滝上町児童に見送っていただき、紋別市へ出発しました。紋別市ではガリンコ号(流氷を割りながら進む船)に乗船。残念ながら流氷を見ることはできませんでしたが、大自然の素晴らしさを感じたひとときでした。その後、流氷科学センターへ行き、マイナス20℃の世界を体験しました。
2泊3日の行程を無事に終え、たくさんの思い出を胸に越知町へ帰ってきた子どもたち。さまざまな体験を通して、ひと回り成長したのではないでしょうか。
交流に参加した児童の作文を紹介します。(要約・敬称略)

■感想文
一覧については本紙をご参照ください