- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県日高村
- 広報紙名 : 広報ひだか 2025年11月号 No.683
●企画課より
協力隊と一緒に活動することで、日高村を盛り上げたいという意欲のある事業者を募集しています。興味のある場合は、日高村役場企画課まで連絡してください。
【電話】0889-24-5126
●地域おこし協力隊とは?
都市地域から移住して、「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
●日高村の取り組み状況は?
活動中の協力隊員:4名
OB,OG:34名(内定住者16名)
※R7.10.1現在
▼元協力隊紹介
▽日高村初のクラフトビール醸造所
こんにちは。ケルビージョンand咲野です。私たちは2022年に家族で私(咲野)の故郷である日高村へ移住してきました。そして今、クラフトビール醸造所BRAVE and BRAW(ブレイブ・アンド・ブロー)の開業準備を進めています。
日高村初のビール醸造所計画は、高知県産業振興計画の仁淀川地域アクションプランにも組み込まれ、8月には国からの補助金が交付決定となりました。それを受けて、いよいよ今月から着工に入ります。その後、2026年4月からの醸造、5月からの販売、7月の併設パブオープンを目指して事業を進めていきます。
▽人を増やせないなら、「つながり」を増やす
高知県の人口は今年4月に65万人を下回り、統計史上最少となりました。そんな逆境でも、高知で暮らしていきたい人はたくさんいます。スコットランドから移住してきた私たちもそうです。これからも日高村で楽しく豊かな生活を、家族や友人、村の人たちと送っていきたいです。ビールだけでは人は増やせないかもしれない。でも、ビールを通して日高村にもっと「つながり」を生み、そのつながりを使って日高村を盛り上げていくことならできるかもしれない。そう信じて、いろいろな人に支えてもらいながら、事業を進めています。
▽ビールで祝福したいのは、少しの勇気と素晴らしい瞬間
ジョンは、スコットランドでは多忙な日々に追われていました。そんなとき休暇で日高村に来て、豊かな自然や人の温かさに触れる中で、自分が本当にやりたかったことを思い出しました。それが、自分のビールを造ることでした。
今を生きる私たちには、昔の自分を思い出したり、人とつながったりすることがもっと必要だと感じます。でも、その最初の一歩を踏み出すには、ほんのちょっとの勇気が必要です。私たちBRAVE and BRAWは、その勇気ある(=BRAVE)一歩と、そこから生まれる素晴らしい(=BRAW)つながりを後押しをしていける会社でありたいと思っています。
▽昔からの友達のように語り合えるパブを目指して
この夢を実現するために、醸造所にはパブも併設します。パブで行き交う人たちが、まるで昔からの友人のように声をかけ合い、それぞれが「ここは私たちの場所だ」と思えるようなパブにしていきたいです。
パブでは、トマトや文旦など、日高村で採れる旬の恵みを使った日高村限定ビールを提供していきます。
▽SNSで発信中!
私たちのストーリーをもっと多くの人に知ってもらうため、フェイスブックやインスタグラムで活動状況を配信しています。建設の様子、ビールに関するお知らせ、初めて走る11月23日(日・祝)の茂平リレーマラソンの様子も発信します!
