- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県福岡市
- 広報紙名 : 福岡市政だより 令和7年4月15日号
1人当たりの残高はピーク時の半分以下
●市債を発行する理由
道路・公園・学校など長期間使用される公共施設を整備する際に、その費用を今年度の予算だけで賄うと、現在住んでいる市民だけが費用を負担することになります。施設等を将来使用する市民にも整備費用を公平に負担してもらうため、市債を発行しています。
●市債発行額
令和7年度の市債発行額(一般会計)は545億円の見込みです。6年度の当初予算と比較すると55億円減少しました。
●市債残高の縮減
令和7年度末の満期一括積立金を除く全会計ベースの市債残高は、前年度から522億円減の1兆7579億円です。
さらに、臨時財政対策債の残高見込み額を除いた額は、市債残高が最も多かった平成16年度末から1兆1019億円減少し、1兆4096億円になりました。
市民1人当たりの市債残高見込み額は、昨年度をさらに下回る約88万円で、平成16年度末の半分以下になりました。
将来の世代に過度な負担を残すことのないよう、市は今後も、必要性や効果の高い事業を厳選し、市債残高の縮減に努めていきます。