くらし ちくご日和 まちの話題

■9月18日 今回の表紙
『地域を守る!願いと絆で優勝へ』
9月7日に嘉麻市で開催された「県女性消防操法大会」で市消防団の女性消防隊7人が「軽可搬ポンプ操法の部」に出場し優勝。その報告のため、同団部長の川浪三枝さんらが西田正治市長を訪れました。
川浪さんは「大会に向けて6月2日から約3カ月間、女性団員20人が一丸となって訓練を行ってきました。家事や仕事を終えてからの訓練は大変でしたが、皆さんからの支援や声援を頂き、当日は私たちの力を十分に発揮し、悲願であった福岡県大会優勝を勝ち取ることができました。全国大会でも、福岡県そして筑後市の代表として優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」と大会に向けて意気込みを語りました。
隊員らは、10月28日(火)に横浜市で開催される「全国女性消防操法大会」に福岡県代表として出場します。

◇女性消防団に入りませんか
女性消防団は平成15年4月1日に発足し、現在20人の団員で、火災予防の広報活動や救急講習活動を行っています。
消防団の活動に興味のある人は、消防本部総務課(【電話】52-2020)に問い合わせてください。

■8月20日・21日 おひさまハウス「夏まつり」
『夏だ!浴衣だ!お祭りだ‼』
おひさまハウスで同イベントを開催し、参加者はボールゲームや輪投げ・ヨーヨー釣りなどを夢中になって遊びました。また、保育士魅力啓発事業の一環として、中高生4人がボランティアで参加し、子どもたちと一緒に遊びながら笑顔で交流しました。
思い切り遊んだ後は、さっぱりとしたシソ味の寒天ゼリーを食べて元気回復。最後まで賑(にぎ)やかに夏まつりを楽しみました。

■8月25日 水田天満宮千燈明
『祈りの明かりに照らされて』
県の無形民俗文化財に指定されている同祭は、約700年前、氏子が五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、ホタテ貝の貝殻に菜種油を入れた灯明を奉納したのが始まりといわれています。
日が落ちるころ、櫓(やぐら)や楼(ろう)門に取り付けられた灯明台に火がともされると、祈りを込めた明かりが周りを優しく照らしました。また、地元小学生による「裸ん行」や打ち上げ花火も行われ、祭りは大いに賑わいました。

■8月27日 全国大会3位入賞を報告
『さらなる飛躍を目指して』
沖縄県で開催された全日本中学校陸上競技選手権大会の女子走高跳に出場したキャンベル樹里さん(筑後北中学校2年生)が、3位入賞を報告するため西田市長を訪問しました。
中学生から走高跳を始めたキャンベルさんは、今後の目標について聞かれると「来年は1位を目指したいです」と語り、西田市長は「またうれしい報告が聞けることを楽しみにしています」と話しました。

■8月30日 国際文化交流事業コンサート
『音楽は国境を越えて』
子どもたちの夢を育むため「ちくご市こども未来基金」を活用し、サザンクス筑後で同コンサートを開催。子どもたちは、オカリナ奏者のトムバノップヘムさん(ベルギー)やワンスーさん(中国)、ワンさんのオカリナ教室の子どもたちと、演奏を通じて交流しました。
出演したチャンチーハンさん(中国)は「緊張せずに楽しく演奏できました」と話し、武藤恵萌さんは「演奏後にたくさんの拍手を貰(もら)えてうれしかったです」と話しました。

■8月31日 デザートづくり教室
『今日は831(やさい)の日♪』
九州芸文館で地元の旬の野菜や果物を使ったデザートづくり教室を開催。25人の児童が参加しました。児童らは、自分でカットした果物をゼリーに盛り付けたり、地元の小麦を使ってパンケーキを焼いたりしました。
パンケーキは、5つの野菜(トマト、カボチャ、ナスビ、イチゴ、ニンジン)から作ったジャムと一緒に試食。何の野菜から作られたジャムかを当てるクイズが行われ、全て正解した9人が「野菜博士」に認定されました。

■9月13日 溝口竈門(かまど)神社千燈明
『五穀豊穣と疫病(えきびょう)退散を願って』
この行事は、享保17年(1732年)に起きた凶作や流行病(はやりや)まいなどの災いを取り除くために、神前に灯明を掲げ祈願したのが始まりといわれています。
夕暮れ時、地元の小学生らによる「裸ん行」が行われ、提灯(ちょうちん)を手に「わっしょい、わっしょい」と声を出しながら神社と矢部川の間を2往復して身を清めました。その後、溝口城の天守閣を模して組み上げた約10mの櫓に明かりがともされ、一夜限りの光の城が浮かび上がりました。

※皆さんが取材・撮影した記事と写真を随時募集しています。くわしくは、総務広報課へ。
【電話】65-7004【FAX】52-5928