- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県行橋市
- 広報紙名 : 広報ゆくはし 令和7年5月号
「やるしかない。俺たちは、未来に試されている。」
◆[担当課の声]あともう少しで最初の目標に到達します
すべての市民が一丸となってゴミの減量に取り組むプロジェクト「その1gを削り出せ」。最終目標は、可燃ゴミの排出量を15%減。それを段階的に取り組み、(1)令和7年度時点で5%減、(2)令和11年度時点で10%減、(3)令和15年度時点で15%減という、タスキを繋ぐ駅伝と同じ計画になっています。
令和6年度の可燃ゴミ排出量は、約2万2百トン。減量率は、約4・4%という結果になりました。令和7年度時点で5%減という目標の前倒し達成はならなかったものの、可燃ゴミは確実に減少しました。
粗大ゴミを除く可燃ゴミ(下図)は、人の移動が多い4月から5月、夏場の7月から9月に増加傾向がみられます。特に去年の4月まで市内は渇水に見舞われており、節水の観点からプラスチック容器を洗わずに可燃ゴミとして排出していたこともさらなる増加の一因として考えられます。また、可燃性粗大ゴミ(下図)も、引越しの時期や大型連休などで増加する傾向がみられますが、総量的に減少しています。物価高騰により、家財の買い換えなどを控えていることも減少の原因と考えられます。
とはいえ、例年増加傾向となる月でもスポット的に大きく減少している月もみられます。通常、ゴミを減らそうとすれば、ゴミ袋料金を上げるのが一般的です。行橋市がゴミ袋料金を下げつつ、減量ができている結果は、皆さんの意識・関心と努力が一番の勝因であると言えます。ゴミ袋料金を下げたことによる減収があるものの、北九州市へ支払うゴミ処理委託費約1800万円を削減することができました。
この結果にきちんとお応えするのが市役所の仕事。ゴミ袋料金の半額は今年7月までとしていましたが、1年間の延長を決めました。そして、さらなる取組みも検討をしています。令和7年度時点で5%減、最初の目標まであと少しで到達します。最後まで一緒に走りましょう。
上段:R5月別可燃ゴミ排出量
中段:R6月別可燃ゴミ排出量
下段:月別全体増減率
問合せ:環境課
【電話】内線1251
【ID】0030518