くらし AIオンデマンドバス のるーと粕屋の運行が始まります!(1)

9/29(月)スタート!
従来のバスのように時刻表や決まった運行ルートがなく、AI(人工知能)が予約状況に応じて運行ルートを考えながら走る「AIオンデマンドバス」の運行が始まります。

「車いす・ベビーカーが収納できる(折りたたみ)」
「電動ステップで乗りやすい」

■AIオンデマンドバスの特徴
(1)乗りたいときに乗りたい場所から
決まったルートや時刻表はありません。
予約をすれば、町内163か所あるミーティングポイント(乗り場)のうち、どこからでも乗ることができます。
「ブルーの看板が目印」

(2)予約制
スマートフォンアプリ(粕屋町公式LINE・のるーとアプリ)や電話で簡単に予約ができます。

(3)乗り合い
AIオンデマンドバスは、乗り合いバスです。予約に応じて、AIが効率的なルートを考えます。

地図は公式ホームページまたは広報かすやと一緒に配布しているリーフレットからも確認できます。

■ご利用の流れ
◇初めてのご利用の前に利用者登録が必要です
・呼ぶ…アプリ・LINEまたは電話でバスの予約(日時、ミーティングポイント(乗り場)を指定する)
・来る…予約した日時に乗る ミーティングポイント(乗り場)で待つ
・乗る…運転手に予約番号(登録した電話番号の下4桁)を伝えて乗車
・払う…乗車時に運賃を支払い

運行日時:毎日8:30~18:30(12月29日~1月3日は運休日)
運賃:
・大人(中学生以上)200円
・小学生100円
・障がい者100円(同乗の介助者も1人まで100円)
・乳幼児(未就学児)無料
支払方法:現金、交通系ICカード、WAON、QRコード決済、クレジットカード

自治体が運行する公共交通は、町民全体の移動手段として整備するもので、公共サービスの一つです。利用していただく方に対しては、運行に係る費用の一部として受益者負担をお願いします。

■どうして「のるーと」?
粕屋町では、平成5年度から、福祉バス「ふれあいバス」の運行を開始しました。運行当初以降、平日に加えて土日祝日にも運行することや、運行経路にイオンモール福岡行きのシャトル便が加わるなど、さまざまな改善策で利用者の要望に応えてきました。
一方で、令和5年度に行った町民アンケート調査で「町民の約9割はふれあいバスを利用したことがない」ということがわかりました。
利用されない主な理由としては、
・利用したい時間に運行してない
・利用したい行先地がない
・時刻・路線等がわかりにくい
などが挙げられていました。
これらの課題を解決するために、ふれあいバスの増便やコミュニティバスへの転換を検討しましたが、それには大型二種免許を有する運転手の大幅な増員が必要となります。運転手の担い手不足が著しい現在では、実現が非常に厳しい状況です。
そこで、課題の解決が期待できる「AIオンデマンドバス」に白羽の矢が立ちました。
・乗る時間を選べる ※1
・町内163か所のバス停から行先地を選べる・乗れる
・決まった路線がなく、行先地へ直行 ※2
など、皆さまのニーズを叶える新しい乗りものです。うれしい使い勝手でいっぱいの「のるーと粕屋」、まずは一度乗ってみてください。

※1 運行時間の8:30~18:30の間
※2 乗り合いのためルート変更の場合あり

■ミーティングポイント(乗り場)は163か所!
[住宅地][市街地]が離れていて、人の流れが決まっているような町では「定時定路線」の公共交通が効果的に人の移動を支えます。
一方で粕屋町は、[住宅地][人が集まる(行きたい)場所][鉄道の駅・路線バスのバス停]があまり偏らずに広く分布しています。それは、移動のニーズが町内を縦横無尽に走っているということ。
だからこそ、「のるーと」がぴったり!ミーティングポイント(乗り場)は町内に163か所あるので、乗る場所も行きたい場所も、自由にカスタマイズできます。あなたの家の近くにも、すぐに乗れるミーティングポイント(乗り場)が見つかるはず。