- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県粕屋町
- 広報紙名 : 広報かすや 令和7年10月号
■8月9 子どもたちの未来のため 受け継ごう 平和への願い
80年前の8月9日 長崎に原爆が投下され、一瞬にして多くの尊い命が奪われました。
◇被爆80年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典への参列
核兵器廃絶と恒久平和への願いを親子で語り合う機会として、粕屋町在住の小学5年生とその保護者を対象に参加者を募集し、2組5人の皆さんが長崎市で行われた平和祈念式典に参列しました。
式典では、長崎市長による「長崎平和宣言」、被爆者代表による「平和への誓い」が力強く読み上げられ、核兵器のない世界の実現に向けたメッセージが、世界中に向けて発信されました。
式典の進行を務める高校生など、たくさんの若い世代が運営に関わり、平和への思いが次の世代へと引き継がれていることを実感する機会となりました。
※参加した小学生の感想文は本紙をご覧ください。
問い合わせ:粕屋町総務課
【電話】938-0162
■8月22〜24 粕屋町ときめき・体験2025inおきなわ
23人のスタッフと61人の団員全員でつくりあげた「ときめき体験」。3回の事前研修、2泊3日の本研修、事後研修を無事に終えることができました。
◇1日目 福岡空港に集合し、出発式。保護者から見送られ、飛行機で沖縄へ。
空の上から見た海の色が突然エメラルドグリーンに変わり、団員のテンションは最高潮に!
粕屋町出身の長勇さんが祀られているという「黎明の塔」で献花式をしました。戦争の怖さ、悲惨さを間近に学び、平和を誓いました。
夜は読谷村の方々との交流会。エイサーとよさこいの交流!素敵な夜になりました。
◇2日目 海洋研修・祭り・体験活動
海洋研修では、ドラゴンボート、シュノーケリング、海水浴をして、初めて見る特大サイズのナマコやヒトデ、きれいな魚たちに夢中になりました。海洋研修後は3グループに分かれて、シーサーの絵付け、シーグラスフォトフレーム作り、ジェルキャンドル作りをしました。
夜は恒例のときめき体験・祭りを開催。班員だけでなくスタッフも、事前研修から一生懸命準備してきた出し物を披露しました。ダンスや面白いクイズ、中には二人羽織など、みんなが楽しんでくれるようにと入念に練習を重ねた出し物に、祭り会場は笑顔と拍手でいっぱいになりました。
◇3日目 国際通り散策・帰着式
最終日は、国際通りを散策しました。家族や友達へのお土産を探したり、沖縄ならではのものを食べたりしました。福岡へ戻り、帰着式会場へ向かうバスの中でお世話になった班長へ班員のみんなで書いた手紙をサプライズで渡しました。「いつも気にかけてくれてありがとうございます。この班でよかった。班長大好き!」班長の目からは思わず涙が溢れていました。
帰着式。楽しかったこと、面白かったこと、辛かったこと…。いろいろあったけれど今回出会った仲間たちとの最高の思い出を胸にテーマソングの「フレンドシップ」を歌い、Tシャツに寄せ書きをしました。
3日間という短い研修でしたが、平和の大切さ、自然の美しさ、人の温かさを学び、たくさんの仲間ができた研修でした。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
◆このコーナーでは、あなたのまわりの身近な出来事や話題を待っています。総合政策課までご連絡ください。
問合せ:【電話】938-0175
