イベント 第2回吉野ヶ里町みらい発見コンテスト(3)

■東脊振中 2年
◇自動販売機を増やそう!
福井茜、高尾柚朱、田中凛花、鶴﨑悠乃
吉野ヶ里町の自動販売機と街灯を増やすことを提案します。
通学路などを調査したところ、町には自動販売機の数が少なく、街灯の設置場所にも偏りがあることが分かりました。暗い場所では事故や犯罪に巻き込まれるリスクが高いため、街灯や灯りの代わりになる自動販売機を増やすことで、安心・安全な町づくりができると思います。
また、地域の特産品を自動販売機で販売することで町のPRにもつながり、訪れる人も増えるでしょう。特に、吉野ヶ里町の特産品である「いちごさん」や「栄西茶」を使った商品を提供できれば、町の魅力を広める手助けになります。

■東脊振中 2年
◇吉野ヶ里町にショッピングモールを誘致しよう!
今泉愛美、峯華穂、大坪唯茉、福島佑奈
吉野ヶ里町の人口は今後減少し、高齢者の割合も増加すると予測されています。このまま人口が減ると、町は将来無くなってしまうかもしれません。
また、町民は買い物に遠方まで出向かなくてはならず、交通費や時間のコストがかかっています。
これら課題解決に、ショッピングモールの誘致を提案します。場所は新庁舎の北側か、中学校統合後の東脊振中学校跡地を候補地としてはどうでしょうか。
自然の減少やごみの散乱などのデメリットも予想されますが、ショッピングモール設置により、人口減少を抑制し、町民の集いの場を提供できると思います。

■三田川中 2年
◇吉野ヶ里町をよりよい町に
平野亜依、井本紗彩、久保山咲斗
吉野ヶ里町をもっと魅力的な場所にするために、私たちは2つの提案をします。
まず、吉野ヶ里らしいお店が並ぶ、ワクワクするような場所を作ることです。ショッピングモールではなく、カフェやお土産屋さんなどが並んでいるスポットができれば、町民も観光客も楽しめる場所が増えて、町に活気が生まれると思います。
次に、子育て支援の強化です。今、保育士が足りていないので、もっと親が安心して子どもを預けられる場所が増えれば、共働き家庭がもっと楽に暮らせるようになると考えます。
これらが実現すれば、吉野ヶ里町はもっと住みやすく楽しい町になるでしょう。

■東脊振中 1年
◇吉野ヶ里の産業 観光名所
平野優月、馬場希愛、西村海希、竹下維哉、光岡穂乃花
道の駅「さざんか千坊館」では、新鮮な野菜やおいしい食べ物が売られ、町も一望できます。弥生時代の歴史が残る吉野ヶ里歴史公園では、よくイベントが開催されています。「山茶花の湯」ではいろいろなお風呂が楽しめる他、デッキチェアから見える絶景がおすすめです。
しかし、吉野ヶ里町には娯楽施設が少ないので、中学校統合後の学校跡地を活用したショッピングモール建設を提案します。ショッピングモールによる町おこしは全国で好事例があり、町のにぎわいや経済効果につながっているようです。買い物や遊びの場が増え、町民の生活がもっと豊かになると思います。

※詳しくは本紙をご参照ください

●古賀敏正教育長のメッセージ
発表は緊張するものですが、疑問を持ち、調べ、考えを伝えることがコンテストの目的です。一番求めたかったのは、吉野ヶ里町を知ってもらうこと。町の魅力や問題点に気づき、「こんなものがあったのか」と発見してほしいと考えています。さらに、問題点に気づいたら、「こんな町にできないかな」と自分なりに考え、より良い町にするために何ができるかを考えることが大切です。
また、アウトプットの重要性を強く感じています。今の時代は、自分の考えをしっかりと伝えることが求められています。発表の際には多くの資料が使用されましたが、情報を取捨選択し、明確なメッセージを持つことが求められます。今後もこのような場を生かし、発表することの楽しさを学んでいってほしいです。