- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県長崎市
- 広報紙名 : 広報ながさき 令和7年5月号 No.892
このコーナーは、市民の皆さんからのお便りにお答えする「つながる」掲示板です。
広報ながさきの感想やまちづくりに関するご意見をプレゼントクイズのコーナーにお寄せください。
掲載されたかたには、図書カードをプレゼントします。
■以前、太陽光発電などエコな設備に対して補助金がありましたが、今後も行う予定はありますか。(葉山1丁目・80代のかた)
◆太陽光発電設備や電気自動車などを対象に今年度も実施しています。
市では、2050年までに二酸化炭素排出量が実質ゼロであるゼロカーボンシティを目指しています。そこで、温室効果ガスの排出量削減につながる設備を導入する市民や市内中小企業のかたへ補助金を出しています。
今年度は、新たに電動ミニカーや電動バイクの導入も補助の対象としています。この機会に環境に優しい設備を取り入れてみませんか。
いずれも本市の交付決定後に発注したものに限ります。
予算がなくなり次第終了です。
問合せ:ゼロカーボンシティ推進室
【電話】829-1251
■市が行方不明者の捜索で警察署と協定を締結したとの報道を見ました。私には認知症の夫がいて、一緒に出掛けても1人で先に帰ってしまうことがあります。足腰は丈夫なだけに、家の場所さえ思い出せなくなったらもう見つからないのでは、と不安です。(福田本町・70代のかた)
◆行方不明者を早期発見するための取り組みを進めています。
市では、認知症などによる徘徊(はいかい)や行方不明になったとき、早期発見と保護につながる取り組みを行っています。
▽徘徊高齢者等家族支援事業
行方不明になっても位置情報を確認できるGPSの小型発信機を貸し出します。地域包括支援センターかケアマネジャーを通して申請してください。
▽長崎市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業
認知症の高齢者のかたの情報を事前に登録しておくと、行方不明になったときに捜索に協力してくれる介護事業所に顔写真などの捜索に必要な情報を一斉送信します。
▽みまもりあいアプリの啓発
行方不明者の家族などが捜索依頼を配信できるアプリです。登録者はその情報を見て、できる範囲で捜索活動を行います。
▽警察署との連携
長崎・大浦・浦上・時津の4警察署と行方不明者の捜索に関する覚書を締結。消防局が捜索に協力したり、消防団や自治会などの地域団体と情報共有したりしています。
▽防災行政無線による放送
警察署からの依頼を受け、行方不明者の情報を放送します。
速やかに捜索を開始することで早期発見・保護につながります。行方が分からなくなったら、ためらわずに警察や地域包括支援センターへ相談してください。
問合せ:
認知症に関すること…高齢者すこやか支援課【電話】829-1146
警察との連携協定に関すること…警防課【電話】822-0436
防災行政無線に関すること…防災危機管理室【電話】822-0480