- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県島原市
- 広報紙名 : 広報しまばら 令和7年3月号
■より良いまちづくりについて語り合う
市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!を開催しました。
テーマ「まちづくり」
9月25日から10月11日にかけて「市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!」を市内7地区で開催し、地元の中学生・高校生の参加もあり、延べ171人の皆さまにご参加いただきました。
今年度は全地区テーマを「まちづくり」とし、住民の皆さまが思うこと、考えていることを気軽にご懇談いただきました。ご意見やご提案の中から、一部内容を紹介します。
○有明地区
・地域で集まることがなく、コミュニケーションがとれない。人が寄る場を作りたいと思う。
・各種団体の役員の任期が1年で、引継ぎもうまくいかず行事も減っている。役員になられた方の責任感が薄まっている。
・島原の湧水の価値をわかっている方々がそれを守り続けているのは他の地域から見ても素晴らしいと思うし、私たちも参画したいと思う。
・大三東駅を活用した観光地やロケツーリズムは素晴らしいと思う。自分たちも何かできることをしたい。
・子どもたちが参加できるイベントがあればいいと思う。
・自分たちの地域は自分たちで何とかするという気持ちが大事。
○三会地区
・農業が盛んなので、直売所がインターチェンジの近くにあって欲しい。農協や各地区の後継者が協力して一つの組織ができないかと思う。
・地元で働ける環境が根強くあれば人口流出しないと思う。
・三会に帰ってくる方の受け皿をどうにかしたい。九州でも目立つような道の駅を作るなど、みんなでやれるような大きなビジョンでできればと思う。
・若い人たちの結束が強くていい。子どもたちを地域で見守り育ててきたことが今になって出てきたと思う。
・高齢者の移動手段が少ない。
・学校が無くなるということは地域にとって大きな問題だと思う。
○杉谷地区
・子どもたちからよく聞くのが「夏祭りをしたい」ということ。何かしないといけないかなと考えている。
・杉谷は元々素晴らしい行事がたくさんあったが、今の親世代から関心が薄れている。だから、関心を持ってもらえるようなPRが大切だと考えている。
・子育てがしやすい杉谷にすることで、大きくなったら杉谷で子育てしようということにつながると思う。
・中尾川の遊歩道も活用して、遊具がある公園を作れば憩いの場になるのではと感じる。島原の湧水と触れることができる公園などもできればいいなと思う。
・普賢岳災害までは蛍がたくさんいたが、今は蛍が減った。復活させようと青少協で立ち上がっている。蛍が飛ぶような地域であれば、都会に行った子が故郷を誇りに思うようになると思う。帰ってきたいと思える場にしたい。
・各種団体の役はほとんど男性。こういう会にも女性が参加してほしいし、女性にも役職になってほしい。比率の話ではないが、女性を増やしてほしい。
○森岳地区
・学生のあいさつがすてきだと思う。
・就職先が少ないと感じる。
・車と人が多いのに道路が狭いから事故が多い。
・転入者が多く若者が多いと言うが、イベントなどに若者の参加が少ない。
・新しいアパートの建設が多いが、空き家も多くなってきていると思う。
・国道より上ばかり発展している気がする。国道下が寂しい。
・観光地としてコンパクトでいい。
・小さな子どもや学生が多いので、歴史的なものを目で見て学んでくれるという点が、すごくいいと思う。