くらし 令和7年度施政方針(要旨)(3)

《消防防災部門》
○自主防災会
地域で自助・共助を担う自主防災会の組織再編を進め、日本一の自主防災会を実現するため、関係機関と連携を図り、各種研修や避難訓練などを実施します。

○溶岩ドーム対策
今後も防災関係機関と連携を図ることで、地域における安全・安心がより大きくなるよう安全対策に取り組みます。

○消防団
常備消防との連携を図りながら、各種訓練を通じて消防団員の資質の向上やスキルアップに努めるとともに、変化する社会情勢に即応した消防団体制の充実強化に努めます。

《教育部門》
○英語教育の推進
外国語指導助手を引き続き配置し、島原市ジオパーク・イングリッシュキャンプやスピーチコンテストなど、英語に親しむ機会をつくることで、英語によるコミュニケーションへの関心や能力を養うとともに、英語学習への関心を高めるために、英語検定試験の受験料を支援します。

○学校給食
食材の高騰分として一人当たり小学生10,800円、中学生11,800円を市で支援することで保護者の負担を軽減する「おいしくいただきます」子育て応援学校給食費支援事業を実施します。また、令和8年度に入学する児童に対し、通学かばんを支給する子育て応援新入学児童通学用かばん支給事業を引き続き実施します。

○小中学校の施設整備
第二小学校、第二中学校の外壁改修および防水工事を行い、学校照明設備については、第二小学校、第三小学校、第二中学校のLED化を行います。

○文化の振興
自主文化事業、美術展、音楽祭、市民文化講座などを開催し、長崎県において開催される国民文化祭については、「きもの」の全国大会開催をはじめ、子ども狂言など本市の特色あるプログラムを通じ、地域文化の次世代への継承やふるさとへの愛着、誇りの醸成につなげます。

○文化財
島原城跡の国史跡指定答申を受け、国、県、有識者による検討委員会を設立し、国史跡の保存活用計画の策定を進めます。これまでの文化財保護推進室については、島原城跡の保存と活用、市内各所における圃場整備の進展に伴う埋蔵文化財の調査などをより一層進めるために新たな課を設置します。

○島原市温水プール
島原市温水プールについては、令和7年秋のオープンを目指します。

《水道部門》
○水道事業
水道事業については、「安全でおいしい水をいつまでも」を基本理念に、安全、強靭、継続を3つの柱とし、持続可能な水道事業経営のため、水道料金を改定し、経営基盤の強化を図ります。
また、管路更新率・耐震化率および有収率の向上に努めるとともに、島原市水道事業基本計画および経営戦略の更新を行い、健全な事業経営に取り組みます。