- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県大村市
- 広報紙名 : 広報おおむら 2025年5月号(No.1549)
2月20日に開かれた市議会3月定例会で、園田市長は今年度の市政運営の方針を示す「施政方針」を発表しました。
本市の人口は50年以上増加を続けており、これまで、人口10万人を目標にさまざまな施策を展開してまいりましたが、本年度にいよいよ10万人に到達する見込みです。
本年度は、今後10年間の本市のまちづくりの指針となる「第6次大村市総合計画」および総合計画と密接に関係している「第3期大村市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定するとともに、行政評価の見直しおよび歳出の抑制と適正化について検討を行います。
また、計画の策定に先立ち、本市の目指すべき未来を描いた2050年の大村市のビジョンを多くの市民の皆さんとともに作成しているところです。本市の目指すべきミライの姿をわかりやすく表現することで、市民はもとより、多くの人に本市に関心を持っていただき、まちづくりに参加していただきたいと考えています。
本年度も、市議会並びに市民の皆さんのご理解とご協力を賜りながら、市民の皆さんのしあわせと本市のさらなる発展に結び付く施策を推進してまいります。
・施政方針の概要を市長が動画で説明!
おおむらシティナビ
(1)人を育むまち
・不妊治療に関する医療費の助成
・保育所・認定こども園等の安定的な運営、調理員等の負担軽減
・待機児童の解消、保育士等の人材確保
・子ども医療費現物給付方式の拡大準備
・保育所・認定こども園等の入所申請書のデジタル化
・安全・安心でおいしい給食の提供支援
・特別な配慮を要する児童生徒・新入学児童の支援のための補助員を増員
・不登校対策関係
・特別転入学制度の拡大・充実
・ICT教育の推進、教職員の負担軽減
・「大村市学校施設長寿命化計画」に基づく整備など
・校区見直し(竹松小学校・福重小学校)
・中学校の休日における部活動の地域移行
・「ながさきピース文化祭2025」に向けた芸術文化の振興、伝統文化の保存継承の支援
(2)健康でいきいきと暮らせるまち
・総合運動公園(多目的広場)・陸上競技場・古賀島スポーツ広場の整備・改修
・「大村市緑の基本計画」改定
・森園公園の再整備・新プールの計画・検討
・「国民スポーツ大会九州ブロック大会」の運営支援
・国保特定健診の項目追加および周知・受診勧奨
・アピアランスケア助成事業の開始
・生活支援コーディネーターの増員
・要介護認定審査事務のデジタル化
・介護人材確保(応援金の交付)
・医療的ケア児レスパイト事業の実施
・遠隔手話通訳システムの導入
・地域で暮らす障がい者の雇用促進と工賃向上
・日常生活用具給付事業の給付対象拡充
・自殺対策の推進