くらし たまなの話題

■味と思いを大切にしたい
「Crepest and YAMAKI」事業譲渡調印式
8月4日、本市のクレープ店「Crepe stand YAMAKI(クレープスタンドヤマキ)」の事業譲渡に伴う調印式が行われました。これまで山代法人(やましろのりと)さんが運営し地域で親しまれてきた同店は、このたび守永圭佑(もりながけいすけ)さんへ引き継がれることに。調印式では、熊本県事業承継・引継ぎ支援センターによる経緯説明後、両者による署名が交わされ、守永さんは「これまでの味と思いを大切にしながら、さらに地域に根差した店舗として発展させていきたい」と今後の抱負を語りました。今回の事業承継は、高齢化や後継者不足による廃業が増える中、地域にとって貴重な好事例となりました。

■学びながら親子で楽しく料理!
おやこ料理教室開催
7月30日、玉名市食生活改善推進員協議会(ヘルスメイト)が横島小学校の親子10組に対し「おやこ料理教室」を開催。夏休みに特に気を付けたい「おやつの上手な取り方」の話を聞いた後「コーンしゅうまい」「カラフルいり豆腐」を作りました。参加者親子からは「タマネギのみじん切りが難しかったけど教わりながらできた」「シュウマイをみんなで丸めるのが楽しかった」などの感想があり、親子で料理を楽しむ良い機会となりました。食育活動のご依頼は各校区のヘルスメイトまでお気軽にお尋ねください。

■事業者の持続的な発展のため
玉名市事業承継支援に関する連携協定 締結
近年、経営者の高齢化に伴い、事業継続が困難な事業者が増加しています。事業を承継する親族などがいない事業者も少なくなく、地域に必要とされている事業者でも「後継者が見つからない」ために廃業を余儀なくされるケースが出てきています。
廃業や事業承継問題は、もはや民間事業者だけの問題ではなく、地域産業の衰退・空き家の未利用資源の増加と荒廃など、地域の魅力低下につながる社会問題です。今後は、まちづくりのビジョンと照らし合わせ、行政がより積極的に関与していく必要があります。
8月18日、玉名市は、玉名商工会議所、玉名市商工会、熊本県商工会連合会、熊本県事業承継・引継ぎ支援センター、株式会社肥後銀行玉名支店、株式会社熊本銀行玉名支店、熊本中央信用金庫玉名支店・西部支店、熊本第一信用金庫玉名支店、株式会社日本政策金融公庫熊本支店、熊本県信用保証協会の10者と「玉名市事業承継支援に関する連携協定」を締結しました。
当初は締結式を予定していましたが、大雨災害の影響により中止となりました。本協定は、連携機関が相互に連携・協力し、市内事業者の円滑な事業承継を支援することで、事業者の持続的な発展を促進し、地域経済の活性化に貢献することを目的としています。
また、玉名市では今後、事業承継に取り組む事業者を後押しするための新たな補助制度も創設予定です。また各経済団体と連携し、事業承継に関する事業を展開してまいります。

■新たな企業が三ツ川産業団地へ
株式会社タミコ熊本と立地協定締結
6月23日、熊本県立会いの下、株式会社タミコ熊本と立地協定を締結しました。株式会社タミコ熊本は韓国、台湾、アメリカ、中国、シンガポールに拠点を持つKoMiCoの日本法人として、今年4月に設立。玉名三ツ川産業団地内に用地を取得、最大およそ30億円を投資し、2階建ての工場を建設します。新設する工場では半導体や液晶に関する精密洗浄、溶射コーティングを行います。令和8年12月操業開始予定で、雇用者数は約30人を予定しています。

■ことばで日常や風景を切り取る
令和7年度玉名市民文化祭「文芸ポスト」入選句
玉名市民文化祭開催の5月30日~6月1日の期間「文芸ポスト」を設置しました。結果は下記のとおりです(敬称略)
*結果は本紙2ページをご覧ください。

■1勝でも多く勝ち進む!
玉名中学校柔道部と光道場 表敬訪問
7月30日、玉名中学校柔道部の畠田信(はただまこと)さん(玉名中3年)と原田愛菜(はらだまな)さん(荒尾海陽中3年)、光道場の德永悠真(とくながはるま)さん(岱明中3年)と藤原光心(ふじわらこうしん)さん(玉名中3年)が市長と教育長を表敬訪問。7月の「熊本県中学校総合体育大会柔道競技大会」の個人90キロ級、44キロ級、73キロ級、81キロ級でそれぞれ優勝し、8月開催の九州大会と全国大会へ出場することを報告しました。畠田さんは「全国では1勝でも多くするため練習を頑張る」と、原田さんは「1つでも上に行くためこれからも練習を頑張る」と、德永さんは「ベスト4以上を目指す」と、藤原さんは「自分の柔道を出し全国3位以上を目標に頑張る」とそれぞれ抱負を語りました。

■全国優勝目指して一致団結!
荒尾JBBC 表敬訪問
7月29日、荒尾JBBCに所属する本市出身選手8人が市長を表敬訪問。6月の「第15回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会九州山口代表決定トーナメント」で準優勝し、8月開催の「第15回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会」へ出場することを報告しました。小西諒芽(こにしりょうが)さん(玉名中3年)は「予選では一致団結し勝ち進み、準優勝で全国大会に出場することができました。全国でもプレーでチームに貢献し、勝ち進めるよう頑張ります」と意気込みを語りました。なお、全国大会では準優勝という素晴らしい成績を収めました。

■宝くじ助成事業で備品を整備
令和7年度コミュニティ助成事業(一般コミュニティ)中北西区では、宝くじ助成事業の採択を受けてエアコン3台とホワイトボード1台を整備しました。この事業は、宝くじの社会貢献広報事業費を財源として(一財)自治総合センターが助成するものです。
この事業により中北西区ではこれまで以上にコミュニティ活動の充実が図られ、さらなる世代間交流が期待されます。
・助成額…250万円
・総事業費…255万7,500円

■宝くじ助成事業で災害対応備品を整備
令和7年度コミュニティ助成事業(自主防災組織育成)南出一区自主防災会では、宝くじ助成事業の採択を受けて災害発生時のインフラ対応備品を整備しました。この事業は、宝くじの社会貢献広報事業費を財源として(一財)自治総合センターが助成するものです。
この事業により南出一区自主防災会ではこれまで以上に防災意識の向上が図られ、さらなる活動推進が期待されます。
照明機や発電機、災害救助用工具など全12品目を整備しました。
・助成額…140万円
・総事業費…148万50円