- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2025年10月号
■これらのマークをご存知ですか?
1.筆者の体験から
7月末に山都町で学校・就学前同和教育研究大会が行われました。協力者として参加し講演を聴く機会がありました。その中で、いくつかのマークが提示され、講師の先生が、「これ何のマークか分かりますか。皆さんも日常生活の中で見たことはあると思いますが…。」と尋ねられました。会場では、隣の人との間に「何だろう?」「何だっけ?」という会話が多く交わされていました。かくいう私も恥ずかしながら、ほとんどわかりませんでした。
皆さんはどうでしょうか。次の4種類のマーク、ご存知ですか。
※マークは本紙をご覧ください。
2.見ようとしないと見えないもの
マークの意味ですが、左から
「身体障がい者マーク(四葉のクローバーマーク)」肢体不自由者が運転する車に表示
「聴覚障がい者マーク」聴覚障がい者が運転する車に表示
「耳マーク」聴覚障がい者であることを示すマーク
「ヘルプマーク」障がいを持つ人が援助や声掛けを必要としていることを示すというものです。
2021年の東京オリンピックでも話題になった「ピクトグラム」は、1964年の「東京オリンピック」の際に、アジア圏で初めて開催されるため、誰が見ても一目で何の競技かが分かるように日本で開発されたものでした。
現在では日常生活の至る所で、多くのマークに慣れ親しんでいますが、生まれた背景には、言葉の壁を越えた相互理解の考えがあったわけです。
障がい者に関係するマークにも少し関心を向けてみるのはどうでしょうか。
問合せ:社会教育課 地域人権教育指導員
【電話】0968・86・2022
