- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県南阿蘇村
- 広報紙名 : 広報みなみあそ 令和7年8月号
■河川やプールなどでの水の事故を防止しよう!
夏は河川でバーベキューをしたり、プールなどに出かけたりする機会が増えて楽しい季節ですが、おぼれて救急搬送される事故も、この時期に多くなります。河川やプールなどでおぼれる事故は、生命を脅かす事故となる可能性が高いことから、十分な注意が必要です。
◇河川やプールなどで水の事故を防ぐために
・小さい子どもと一緒に水遊びする際は、子どもから目を離さず、保護者や大人が必ず付き添って遊びましょう。
・飲酒後や体調不良の時は遊泳を行わず、そのような人が遊泳しようとしている時は、遊泳をやめさせましょう。
・海や河川では、気象状況に注意を払い、荒天時や天候不良が予想される場合は、遊泳や川岸などでのレジャーを中止しましょう。
・海や河川では、ライフジャケットを着るなど、事故の未然防止に努めましょう。
【溺れてしまった人の基本動作】
1.背浮きで呼吸を確保
2.身近な浮遊体で、浮き時間を伸ばす
【発見者・救助者の基本動作】
1.ペットボトルや靴、鞄など、浮力のある物を相手に投げる
2.「子どもを見守る人」「通報する人」に分かれ消防119番に通報
3.溺れてしまった人に声がけを忘れない
【溺れてしまったときにやってはいけないこと】
1.水面から顔を出し、息を吸おうと試みる
2.手を挙げて助けを試みる
この二つをやってはいけない理由が、体が水面に対して垂直になり、水面下に沈みやすくなるためです。冷静な判断が難しくなる上、体が沈むことで水を吸い込んでしまい呼吸困難となります。着衣のまま水難事故に遭遇するケースが多く、靴や洋服を身に着けた状態で泳ぐことは至難の業です。
そんな緊急時に思い出してほしいのがおぼれた時の合言葉「浮いて待て!!」
これらのことを覚えて、もしものことの出来事に対応できるようにしていきましょう!
問い合わせ:
・阿蘇広域行政事務組合 消防本部 南部分署
【電話】0967-62-9034
・火事・救急
【電話】119