- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県由布市
- 広報紙名 : 市報ゆふ 2025年6月号 vol.237
■令和7年 春の叙勲
○旭日双光章 地方自治功労
新井 一徳さん(庄内町大龍)
新井さんは平成11年10月に庄内町議会議員に初当選以来、平成29年10月までの5期18年間にわたり、庄内町議会議員および由布市議会議員として活躍されました。
由布市議会副議長をはじめ、由布市監査委員、総務常任委員会委員長、産業建設常任委員会副委員長、議会運営委員会副委員長など、多くの要職を歴任。特に平成の大合併時期における協議では、現在の由布市の創生に貢献されました。受章に際し、新井さんは「地域の皆さんの支えがあったからこそ続けてこられた。感謝の気持ちでいっぱいです。今後も地域のために尽力したい」と語りました。
○瑞宝双光章 消防功労
二宮 孝則さん(挾間町上市)
二宮さんは、昭和47年4月に挾間町消防団に入団し、43年間にわたり消防団活動に尽力されました。一度は退団したものの、信頼が厚かった二宮さんは団員などの強い要望を受け、昭和63年に再入団し、平成19年には消防団長を歴任しました。二宮さんは、団員をよく見て、一緒になって訓練をするように心がけていたそうです。また、平成28年熊本地震では、団長として発災直後から各方面隊へ管内の巡回および危険箇所を随時報告させ、いち早く情報収集できるように努めました。受章に際し、二宮さんは「これまでの努力が報われて嬉しい」と語りました。
○瑞宝単光章 防衛業務功労
石田 和宏さん(庄内町小挾間)
石田さんは昭和52年に防衛省へ入庁し、47年間にわたり防衛業務の発展に尽力されました。自衛官として活動した後は技官として訓練弾薬や実弾の整備管理・出荷などを担当。危険と隣り合わせの作業だったため、常に基本に立ち返り、安全かつ確実な業務遂行を心掛けていたそうです。また、自衛隊内部の業務改善に努め、二度にわたり優秀賞を受賞するなど、さらなる防衛業務の発展に貢献されました。退職後も庄内町の福祉施設に勤務し、忙しい日々を過ごされています。受章に際し、石田さんは「先輩・同僚・後輩の支えがあったからこそ、ここまでやってこられた。ひとりでは成し得なかったことなので、感謝の気持ちでいっぱいです」と語りました。
■第44回 危険業務従事者叙勲
○瑞宝単光章 警察功労
大久保 年一さん(湯布院町川西)
大久保さんは高校卒業後、神奈川県警察に42年間勤め、地域の安心安全のために働く地域警察としての職務に尽力されました。「地域の人から信頼されるためには」ということを真剣に考えた大久保さんは、対等な関係を構築できるよう心掛けることによって、地域の方々に溶け込むことができたそうです。また、山間部の警察署に配属された際には、山を知るために、毎週山に足を運び、遭難者が出た際にはいち早く現場の捜索をしていました。受章に際し、大久保さんは「身に余る光栄、人に恵まれた」と語りました。
○瑞宝単光章 防衛功労
長友 勝弥さん(湯布院町川上)
長友さんは、高校卒業後から定年退職まで、陸上自衛隊の特科隊員(大砲やロケットなどを扱う職種)として湯布院駐屯地や北海道の駐屯地で勤務されました。管理職になってからは、部下の安全を最優先に考え、訓練中の事故を防ぐよう慎重に配慮されていたそうです。また、災害発生時には被災者の方々から感謝の言葉をかけられることがあり、自衛隊員としてのやりがいを感じていたそうです。受章に際し、長友さんは「辞めたいと思ったこともあったが、先輩や同僚の支えで定年まで勤め上げることができた。受章は驚きだったが、とても嬉しかった」と語りました。
○瑞宝双光章 防衛功労
木津 義行さん
※ご本人の了承を得て、氏名のみご紹介します。
○瑞宝単光章警察功労
大内 博さん
※ご本人の了承を得て、氏名のみご紹介します。