- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県えびの市
- 広報紙名 : 広報えびの 令和7年6月号
■地域外との交流で地域の魅力発見に
早いもので任期3年目を迎えました。えびの市での生活は、仕事で多くの経験を積ませてもらい、友人も増えて公私ともに充実しています。最近は、所用で市外から帰ってくると、ホッとするような、「戻ってきた!」というような感覚を持つようになりました。市内を巡っている際に、各地域から見える霧島連山を見て活力をもらう毎日です。
地域教育魅力化コーディネーターとして、飯野高校をはじめとするえびの市の教育の、他地域ではまねできない、独自で、子どもたちの笑顔やワクワクが増えるような環境を創り上げることを目指して活動をしてきました。昨年度までは、学校の垣根を超えた連携がテーマでしたが、今年度は地域外の皆さんとの触れ合いやえびの市から越境ができる機会創出をテーマに残りの活動をしていきます。
今年度は、大阪・関西万博関連の事業で、マダガスカル共和国の派遣団がえびの市に来訪する予定です。地域外の人材との交流で、子どもたちに、同じ時間軸でも場所が変われば別の価値観や社会が広がっているという感覚を味わってもらい、その中でえびの市は何が輝いているのかを見つけてもらいたいです。
残りの期間を一瞬で過ぎるような濃密なものにしていきたいと思っています。活動期間終了後もえびの市で仕事をしていきますので、よろしくお願いします。
文:武井恒介隊員