くらし 地域おこし協力隊 活動報告

■転倒予防!頭と体の体操教室
高橋 寛行
4月から協力隊2年目に突入し、より具体的に地域課題に対して取り組んでいます。
その1つとして、4月から1期目「転倒予防!頭と体の体操教室」という介護予防を目的とした体操教室を始めています。頭を使いながら運動し、参加者の皆さんと笑い合いながら転倒予防や歩行訓練を行っています。1期目は申し込みを締め切りましたが、2期目を9月から予定しています。詳細が決まったらお知らせします。
また、新しい百歳体操の川南町バージョンのDVDを作成しました。全てのシーンを町内で撮影し、観光協会、協力隊、協力隊OGOBであるToron batonのソクさん、中谷さんとHOSTEL LEASHの笹川さんに協力していただきました。各会場に順番に配りますので楽しみに待っていてください!

■卵の殻でモザイクアート
浜田 翔子
令和7年3月8日に元気っ子リーダークラブの講師として小学4・5・6年生を対象に作品制作を行いました。今回、制作に使用したのは、身近な素材「卵の殻」を選びました。はじめに、みなさんに元気っ子の1年の活動を振り返ってもらいました。思い出をテーマにはがきに何を描くか決めてもらいました。続いて、殻に絵の具で着色し、それを指で割って形を作り、接着剤ではがきに貼り付けていきました。
みなさん、ものすごい集中力で取り組んでいました。
殻を割るときの感触や音が面白いと発見したようでした。「できたー!」と目をキラキラ輝かせて完成を喜んでいる姿が印象的でした。この体験が「つくる」ことの1つのエネルギーとなっていただけたら嬉しいです。

■ハワイ野球少年団との国際交流
赤野 未夢
3月末、ハワイの13歳から15歳の野球少年とその家族、約40人が人が町内の一般家庭にホームステイし、初日の夜には歓迎会が開かれ、交流ゲームや和太鼓の演奏で大いに盛り上がりました。
2日目には、地元の硬式野球中学生との親善試合が行われ、その後、観光協会による豚汁とおにぎりの振る舞いがありました。午後には、宮崎サンシャインズによる野球教室が開かれ、短期間ながらも充実した3日間となりました。
ホームステイを通じた国際交流を町で実施するのは初めての試みでしたが、多くの方々の御協力のおかげで、無事に成功させることができました。町の皆さまの御支援に心より感謝申し上げます。今後も、ホームステイの受け入れや国際交流を続けていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

■「関係人口の創出」に向けた取り組み
塚井 穂乃佳
3月から協力隊3年目(最終年度)に入り、「関係人口の創出」に向けた取り組みを進めています。町や協力隊が主催するのではなく、住民の皆さんが主人公となることを目指し、昨夏から準備を重ねてきました。令和7年8月末に初回日程が開催予定で、協力隊として最後の大きな事業となります。都心の大学生が川南町を知り、地域の方々と関わりながら滞在することで、町のファンが増え、双方に新たな活気が生まれることを期待しています。参加者・受け入れ側ともにボランティアであることが特徴で、心でつながる持続可能な仕組みづくりを目指しています。町の未来を築く一歩として、皆さんの御理解と御協力をお願いします!