- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県垂水市
- 広報紙名 : 広報たるみず 令和7年4月号
■CHECK 01 予算編成の考え方
事業成果に重点をおき、新たな施策等も踏まえた積極的な財政運営を図りつつ、経済の好循環の起点となる賃上げの実現やDXの推進、こども・子育て政策の抜本的強化などを掲げた国の動向も踏まえ、本市が抱える社会的課題の解決を図るため、子育て支援や高齢者支援、市民の安心安全に係るインフラ整備、産業振興・経済活性化、デジタル技術を活用した市民幸福度の上昇等に関連する事業を優先して編成いたしました。
■CHECK 02 令和7年度予算規模
総予算規模 ※一般会計に特別会計、事業会計を加えた総額
(前年比:12.6%増・23億5,538万8千円増)
210億8,281万3千円
▽会計別予算内訳
■CHECK 03 市の財政状況、貯金と借金のこれまで
下のグラフは、垂水市の財政状況(貯金・借金)です。貯金は徐々に増加しており、借金は徐々に減少しているため、財政状況は改善傾向にあると言えます。主な要因は、ふるさと納税の増額、垂水市市有施設整備基金の設置、管理および処分に関する条例の制定、人件費の削減、財政改革プログラムによる事務事業の見直し等です。しかしながら、本市の財政状況は、地方交付税をはじめとする依存財源の割合が大きく、国の状況で財政運営が左右される脆弱な財政構造から脱していないため、今後も弾力的で足腰の強い財政構造を構築し、将来にわたって持続可能な財政基盤の確立を図ります。
※臨時財政対策債は、本来交付されるべき地方交付税の振替として発行されるもので、元利償還金は100%交付税措置されることとなっている。
▽H16年とR6年を比較
100.3億円改善
平成16年105.3億円-令和6年(見込)5億円