くらし 特集 もしもの災害時に備えよう。(1)

【1 非常用持ち出し品33】
国においては、「24項目」の非常用持ち出し品チェックリストが公表されています。そのことを踏まえ「実際にどれくらいの品が必要か」、市内の量販店等で左写真のとおり持ち出し品を集めてみました。市販されている持ち出し品は、国の推奨品の一部に加え、備蓄品としても役立つ様々な品が入っていました。
このほかにも、ご家庭によって必要なものは異なりますので、事前に確認しましょう。

▼チェックリスト(首相官邸ホームページ)
『災害が起きる前にできること』
【HP】https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

◇販売されていた防災バッグとその中身(04~33までの30点)
01…ヘルメット
02…食品ご飯(アルファ米、おかゆ等)最低3日分の用意
03…水
04…歯ブラシ
05…ボディタオル
06…お薬ケース
07…マスク
08…予備袋(小銭入れ)
09…緊急用ホイッスル
10…エア枕
11…筆記用具セット(A6ノート+ボールペン)
12…綿棒
13…ミニカッターナイフ
14…2WAYドライバー
15…ポリ袋45L
16…携帯トイレ
17…圧縮袋
18…布テープ
19…紙皿
20…割り箸
21…スプーン・フォークセット
22…非常用給水バッグ
23…ティッシュ
24…プラカップ
25…アルミシート
26…アルミホイル
27…ラップ
28…レインポンチョ
29…2WAY懐中電灯 国は手動充電式を推奨
30…リュックサック
31…アルミブランケット
32…EVAサンダル 国は紐なしズック靴を推奨

■自分を守るために
7月から10月にかけて、日本に接近・上陸する台風が多くなり、大雨や洪水等、私たちの生活を脅かす自然災害が増加する傾向にあります。
本市は、県本土の中では降水量が少ないものの、平成24年以降は増加傾向にあります。また、近年では平成28年に上陸した台風16号により、橋梁の流失や道路の寸断、土砂崩れ、住家の損壊等、大きな被害を被りました。
災害はいつ、どこで発生するかわかりません。一人ひとりが日ごろから災害への備えを行うことが、大切な人と自分自身の命を守ることに繋がります。
今月号の特集では、いざという時のために備える、非常用持ち出し品の紹介や、避難に関する知識、避難所の情報等を紹介します。
本特集が、読者皆様の防災意識を高め、ご家庭内で防災対策に関する備えや話し合うきっかけになれば幸いです。

【2 家に備えておく備蓄品】
■食料や水
(最低3日分!できれば1週間分)×家族分 飲料水は一人1日3ℓを目安に3日分用意
保存期間の長いものを多めに買っておき、消費したら補充するという習慣にしていれば、常に食料の備蓄が可能です。

■生活用品
(携帯用トイレ、ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ゴミ袋、ポリタンク 等)

▽チェックリスト以外の参考資料
出典:政府広報オンライン
『災害時に命を守る一人ひとりの防災対策』
【HP】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html