くらし 洋上風力発電

◆(3)洋上風力発電に関するQandA(4)
Q1.電気料金が高くなるのでは?(再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)が増えるのでは?)
A 洋上風力発電などの大規模な発電の場合は、国民負担を軽減するために市場原理を取り入れた「FIP(asFeed-in Premium)制度」の対象となり、補助額の算定基礎となる基準単価は入札等によって決定されますので、単純に再エネ導入が進むことで、再エネ賦課金の負担増(電気料気の高騰)とはなりません。

Q2.電気は足りているのに、なぜ洋上風力発電が必要なの?
A 電力広域的運営推進機関が今年1月に公表した今後10年間の電力需要は、データセンターや半導体工場の新増設等の影響により、増加する見通しとなっています。これに伴い、国では今年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画において、2040年に向けた政策の方向性として、エネルギーの安定供給と脱炭素を両立する観点から、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入するとしています。
(下図:経済産業省「第7次エネルギー基本計画の概要」抜粋)

※次回は、洋上風力発電に対する本市の考え方についてお知らせします。