くらし 年頭のごあいさつ 謹賀新年
- 1/36
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県伊佐市
- 広報紙名 : 広報いさ 2025年1月1日号
◆原点回帰
・伊佐市長 橋本 欣也
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。市民のみなさまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年の十一月三十日から、引き続き二期目の市政を担わせていただくこととなり、決意も新たに、山積する行政課題に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
昨年を振り返りますと、年初めから能登半島地震により甚大な被害が発生し、八月には宮崎県沖で発生した地震を契機に、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、災害に対する備えの重要性をより一層認識させられました。また、世界情勢を背景とした資材・物価の高騰や三十四年ぶりの1ドル一六〇円を超える円安など、日常生活や事業経営に大きな打撃や不安を抱える年であったと思います。
一方で明るい話題として、九月に開催された県議会定例会において県知事が伊佐市への特別支援学校の設置を表明されたことは、「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会」を中心とした関係者のみなさまの長年の活動や、強い思いが結実するものとなりました。また、産業分野においては、市内の立地企業による半導体関連の新規投資が発表され、農業では米価が大幅に上昇したことは喜ばしい話題となりました。
令和七年は、前年の振り返りをしっかりと行い、残る課題の解決に注力し、成果が見込める分野は更に躍進につながるよう全力を尽くしてまいります。
災害対策に関しましては、昨年から取り組んでおります市内全域における防災行政無線の整備を完了し、災害時における的確な情報発信を行ってまいります。
安定的な暮らしの推進につきましては、農業、商工業をはじめ、あらゆる生産活動の推進や新たな雇用の場の確保を図り、物価高騰等に対しても財源確保に努め、必要な支援策を講じてまいります。
市の重点的な取組としている子育て支援に関しましては、県が行う特別支援学校の整備が円滑に進むよう取り組むとともに、隣接して整備を行う「子育て支援センター」および「子ども第三の居場所」も含め、相乗的な効果をもたらす施設となるよう、ソフト面についても検討を進めます。
また、市新庁舎の建設については、昨年完成した中央公園(みなみえん)とともに新たな「まちのにぎわい」創出の一助となるよう、整備を進めてまいります。
市の代表的な取組について触れましたが、これまで以上に市政に関する情報発信に努め、併せて市民や関係団体のご意見を伺いながら市政運営に努めてまいりますので、伊佐市総合振興計画に将来像として掲げる「笑顔あふれ 一人ひとりが 幸せ感じるまち」が実現できるよう、引き続きみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、今年の十二支は巳です。脱皮や再生する姿から、成長の象徴とされています。この一年が、市民のみなさまと共に一段と成長、飛躍する年となりますよう祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
◆伊佐市の未来に向かって
・伊佐市議会議長 福本 千枝子
明けましておめでとうございます。市民のみなさまにおかれましては、希望あふれる新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃から市議会活動に温かいご支援とご理解を賜り、深く感謝申し上げます。私はこのたび、伊佐市議会初の女性議長に就任するという大変光栄な役目を仰せつかりました。この新しい役割を通じ、市民の多様な声を議会に反映し、さらなる市民生活の向上をめざしてまいります。
さて、昨年を振り返りますと、一月一日に発生した能登半島地震が、多くの方々に衝撃を与えたことが記憶に新しいところです。この出来事を教訓とし、防災・減災対策になお一層力を入れていく所存です。
また、本市では、少子高齢化と人口減少が喫緊の課題となっています。かつて二〇〇八年の合併時に三万人を超えた人口は、現在二万三千人を切る状況です。このような中、第一次産業である農林畜産業の再興が急務と考えます。「稼げる農業」への転換を図るべく、市議会としても市と連携し支援してまいります。そして地場産業を活性化し、子どもたちが地域に残り働きたいと思える魅力的な環境を整えることが重要です。そのためには子どもたちが安心して学べる学習環境の向上も必要だと考えます。
さらに、二〇二九年に開校予定の特別支援学校については、単に施設を整備するだけでなく、地域との連携を大切にした学校となるよう、議会では引き続き特別委員会を設置し、県や市の関係機関と協力して、子どもたちにとって最適な学びの環境を整えるべく尽力いたします。
昨年の選挙で伊佐市議会は約三分の一の議員が入れ替わり、新たな体制でスタートしました。議員それぞれが持つ専門性や情熱を活かした取組が期待されているなか、本年も、市民のみなさま方が安全で安心できる生活の実現に向け、「対話」と「実行」を重視した議会運営を行い、執行部とともに車の両輪としてまちづくりに取り組んでまいります。是は是、非は非の精神で公正に判断し、誠実に行動してまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、市民のみなさま一人ひとりにとりまして、本年が健康で幸せあふれる一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。