しごと SATSUMA×WORK さつま×しごと vol.54

■保育教諭×勝目京華
未就学児の健全な養育において重要な役割を担っている、幼児教育・保育施設とそれを支えている保育士や保育教諭。今回は、虎居地区の吉祥保育園で保育教諭として勤務している、勝目京華さんに話を伺いました。

「私が将来の仕事として保育士を意識し始めたのは、高校卒業後の進路選択時でした。もともと子どもと遊ぶことは好きだったので、職場体験等の機会で当園を訪れることも多く、自然と保育士を目指すようになりました」と話す勝目さん。高校卒業後、鹿児島市の短期大学で幼児教育について学び、保育教諭免許等を取得後、平成30年に吉祥保育園で保育教諭として採用されました。

「当園の勤務は交替制で、早番の日は7時20分までに出勤し、7時30分から登園児の預かりが始まります。以前は欠席連絡を電話で受けていましたが、8月からは登降園管理システムが導入され、保護者もスマートフォンで連絡できるようになり、保育士の負担も軽減されています。日中は、年長クラスの担任として保育に携わりながら、業務記録をパソコンで入力するなど、保育業界でもICT化が進んでいます」と話す勝目さん。保育士の仕事の魅力や今後の目標なども伺いました。

「私は人見知りする性格だったため、採用されて1、2年目の頃は、保護者や子どもとの距離感を感じる時期もありましたが、主任保育士や同僚のサポートによって乗り越えられ、信頼関係も構築できるようになり、保育教諭としてのやりがいを感じられるようになりました。未就学児において、「遊び」の機会は重要であり、こども園は子どもたちが多くの「遊び」を楽しみながら経験できる場所です。遊びを通じて子どもの個性を伸ばし、子どもたちが成長していく姿を、保育教諭として今後も見守っていきたいですね」

○勝目 京華(かつめ きょうか)さん(27)
虎居地区出身で現在は柏原地区に在住。
さつま町夏祭りでは、小学1年から習った五ッ太鼓連に参加。
最近の楽しみは、旅行とSixTONESの推し活。8月の福岡ライブの際は友人と一緒に観戦した。