講座 連載vol.11 みんなでめざそう!ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ

◎今回のテーマ
高校生とつくる未来の移動手段
~バイク・モビリティ・EVで暮らしがもっと楽しく、もっとやさしく~

◇POINT 01
雨の日が楽しみになる!?高校生がつくった不思議なバイク
沖永良部高校の生徒たちが、ヤマハ発動機さんと、車いすテニスの眞田卓(さなだたく)選手といっしょに、オリジナルのバイクをデザインしたよ!
なんとこのバイク、雨にぬれると模様がふわっと浮かび上がる、特別なロゴがついているんだって。雨の日に乗るのが、ちょっと楽しみになるようなアイデアだね。
しかも、スケッチのときに画板としても使えるような工夫もされていて、生徒たちのこだわりがたっぷり詰まっているよ。このバイクは、ジャパンモビリティショーや大阪万博でも展示されていて、たくさんの人の目にふれたんだ。学校で学んだことを活かして、地域のこと、未来のことを考える。そんな取り組みが全国にも広がっていくといいね!
(令和5年度実施)

◇POINT 02
昇竜洞にやさしい電動車!高校生デザインのモビリティ計画
昇竜洞では、観光に来た人や地域の人が快適に移動できるように、「グリーンスローモビリティ」という小さな電動車両を走らせる計画をしているよ!
この車両のデザインを考えたのも、沖永良部高校の生徒たち。洞くつの自然に合う、やさしい色や形になるように工夫されていて、とっても素敵な仕上がりなんだ。さらに、車庫には太陽光パネルを設置して、自然エネルギーで走る、クリーンな乗り物にする予定だよ。環境にやさしくて、観光にも役立つ。そんなモビリティが、知名町の新しい魅力になっていきそうだね!(令和6年度より実施中)

◇POINT 03
公用車も、みんなの暮らしもEVで変わる!
町では、公用車を少しずつ電気自動車(EV)に切りかえているよ!すでに6台が役場で活躍していて、これからもっと増えていく予定なんだ。
町民のみなさんにもEVをもっと身近に感じてもらえるように、EVバイクの無料貸し出しや、EV購入の補助も始めているよ。EVは、環境にやさしいだけじゃなくて、もしものときには電源としても使えるんだって。再生可能エネルギーといっしょに使えば、もっとクリーンで、安心な暮らしにつながっていくね。未来のあたりまえになるかもしれないEV。町全体で、少しずつ広げていこう!