くらし お知らせ

■世界に広がるムトゥブンチュの輪 南米子弟研修生修了証授与式
2月14日、字大浜の産業支援センターで南米子弟研修生の修了証授与式が行われました。本町では、南米に渡った町出身者の子弟を研修生として受け入れ、人材育成や南米諸国との友好親善を図る事業を平成7年から行っています。今年度はブラジルから、池原デニゼあきなさんとシルバ・サントス・グスタヴォ・アリエルさんが沖縄を訪れました。2人は昨年の9月から、名桜大学の日本語講座や饒平名知政民謡研究所の三線教室の研修を受けるとともに、町内各種行事・イベント等に参加して沖縄の伝統、文化を学びました。
同式では、三線教室で習った「島人の宝」、「安里屋ユンタ」の2曲を披露するほか、アリエルさんが第47回もとぶ八重岳桜祭りの石くびり大会に出場したことから、「石くびり」を披露し会場を盛り上げました。

▽[曾祖父が備瀬出身]シルバ・サントス・グスタヴォ・アリエルさん
家族や祖先の歴史を知ることができて良かった。色んな体験もできた。学んだ全てのことを活かし、沖縄の文化をブラジルで伝えていく。にふぇーでーびたん!obrigado!

▽[祖父が具志堅出身]池原デニゼあきなさん
日本語や三線、琉球舞踊を学ぶことができて良かった。初めての挑戦が沢山あり、とても充実した特別な体験をすることができた。この経験は私の宝です。ありがとうございました!

■町営住宅瀬底第3団地鍵引渡し式
2月20日、町役場で町営住宅瀬底第3団地の鍵引渡し式が行われました。2月に完成した同団地は、瀬底区に新たに若年層の定住を図ることを目的に子育て世帯を対象としており、2階建ての6世帯で3LDKの造りとなっています。
瀬底区の内間清彦区長は「若者が増え明るくなることを大変嬉しく思う。行事等にもみんなで参加して楽しく過ごしていただき、瀬底区を盛り上げてほしい」と歓迎の挨拶を述べました。平良武康町長は「学校も近く、綺麗な海に囲まれ素晴らしい環境だと思う。瀬底区の一員となって幸せな家庭を築いていって欲しい」と話しました。
同団地の整備は、北部振興策事業(地域住宅交付金)を活用しました。