くらし MIC NEWS 1

■つくろう!守ろう! 安心できる情報社会
DIGITAL POSITIVE ACTION

インターネットや SNS の普及につれて社会生活の利便性が向上する一方で、偽・誤情報や詐欺広告、誹謗中傷などの投稿が加速的に拡散され、特に災害やパンデミックが発生した際には偽・誤情報等が深刻な影響を及ぼしていると指摘があります。世界的にも選挙に際して流通・拡散する偽・誤情報等による影響も指摘されています。
インターネットやSNS、さらには生成AIなど新たな技術も含め、デジタル技術は人々の日常生活に深く浸透しており、国民一人一人がデジタル社会の構成員として安心してインターネットやSNSを利用するためには、他者への影響にも配慮しつつ、デジタル技術を積極的に活用し、責任ある行動をとることがますます重要となっています。
そこで、総務省では、リテラシー向上に関する取組として官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」を始動し、令和7年1月22日(水)に発表しました。
本プロジェクトのロゴ・スローガンについては、国や企業・団体、そして国民一人一人が、「デジタル社会がポジティブな社会になるようなアクションを次々と起こしていく」という強い想いを伝える英語のスローガン、その想いに込められた意義を伝える「つくろう!守ろう!安心できる情報社会」という日本語のコピー、安心で楽しめる情報社会になり、人が幸せになっていく状態を象徴的に描いたマークの3点を掛け合わせたものを表現しています。
プロジェクトにおける今後の活動内容としては、多様な企業・団体によるセミナー・シンポジウム開催、普及啓発教材の作成などを予定しています。

◇参加企業・団体
・一般社団法人安心ネットづくり促進協議会
・一般財団法人草の根サイバーセキュリティ推進協議会
・一般社団法人セーファーインターネット協会
・一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構
・一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟
・一般財団法人マルチメディア振興センター
・Google
・LINEヤフー株式会社
・Meta
・TikTok Japan
・X
・KDDI株式会社
・株式会社NTTドコモ
・ソフトバンク株式会社
・楽天モバイル株式会社
・株式会社Gunosy
・株式会社NewsPicks Studios
・スマートニュース株式会社
・日本マイクロソフト株式会社

●ステートメント
みんなの生活を楽しく便利にしてくれるネットの中に、いつの間にかまぎれ込む、偽情報や誤情報、フェイク動画、詐欺広告、SNS上の誹謗中傷、奪われる個人情報…。
正確な情報が手に入らないことも。
複雑に入り混じる情報に、惑わされてしまうことも。

さあ、今こそみんなで、“つくろう!守ろう!安心できる情報社会”

ここにいる、あなたとともに。
情報社会を支える、企業・団体とともに。
DIGITAL POSITIVE ACTION、
スタートです。

日常と隣り合わせになったデジタル空間を、誰もが安心できる場所にするために。
人をつなぎ、社会を変えるデジタル技術で、この世界の可能性がもっとゆたかに広がるために。

ポジティブな未来へ、アクションを。 いっしょに始めませんか?

参加企業・団体のイベント・セミナー情報や、健全な情報社会を作るための取組を Web サイトで紹介していますので、ぜひご覧ください。

つくろう!守ろう!安心できる情報社会→検索
【URL】https://www.soumu.go.jp/dpa/

●教材紹介
「DIGITAL POSITIVE ACTION」の一環として、
総務省では、年代別(青少年層、保護者層、高齢者層)のICTリテラシー向上に資する普及啓発教材を作成しました。ぜひご覧ください。

【URL】https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/