くらし 《特集》2月1日(土)から3月18日(火)はサイバーセキュリティ月間です(3)

◆サイバーセキュリティ人材の育成

■実践的サイバー防御演習の実施
サイバー攻撃の悪質化・巧妙化が進む一方で、我が国のサイバーセキュリティ人材は質的にも量的にも不足しており、その育成が喫緊の課題となっています。NICTのナショナルサイバートレーニングセンターでは、NICTがこれまでの研究開発で培った知見を活用して、サイバー攻撃に対する一連の対処を実際に体験する「実践的サイバー防御演習(CYDER:CYber Defense Exercise with Recurrence)」を国の機関や地方公共団体向けに全国の会場で実施中です。これまで8年間の受講者数は延べ2万4千人を超え、組織のインシデント対処能力の向上に貢献しています。

■サイバーセキュリティ演習教材の展開
実践的サイバー防御演習(CYDER)の受講対象以外の民間企業でも、セキュリティ製品やセキュリティ情報を適切に取り扱える人材が不足しています。また、海外のセキュリティ演習教材に依存し、日本特有の攻撃に対して速やかに対処できない場合があります。そこで、総務省・NICTでは、民間企業・教育機関等による自立的な人材育成を推進しています。NICTの提供するサイバーセキュリティ演習基盤CYROP(Cyber Range Open Platform)では、CYDERと同等の演習を民間企業・教育機関自ら実施できる演習教材と演習環境の利用開放や、CYROPの独自教材も開発・提供していますので、ぜひご活用ください。