くらしを豊かにする総務省の情報誌 令和7年3月号

発行号の内容
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くらし
《特集》2月1日(土)から3月18日(火)はサイバーセキュリティ月間です(1)
あらゆる世代がスマートフォン等を通じ、インターネット空間で様々な活動を行えるようになっていますが、フィッシング、サポート詐欺、不正ログインやランサムウェアなど、皆さんの生活をおびやかす犯罪も身近となり、年々増加をしています。これに備えるためには、まず家庭や職場でセキュリティについて話し合い、一人一人が日頃から対策することが何よりも重要です。 このため、政府は、毎年2月1日から3月18日を「サイバー…
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くらし
《特集》2月1日(土)から3月18日(火)はサイバーセキュリティ月間です(2)
◆サイバー攻撃に悪用されうるIoT機器対策 ■IoT機器を狙ったサイバー攻撃の脅威 インターネット上のサイバー攻撃のうち、特にIoT機器を狙ったものの数が高止まりしています。セキュリティ対策に不備があるIoT機器は、マルウェア(ウイルス)に感染しサイバー攻撃に悪用され、自らが被害者になるだけではなく、他者への攻撃の踏み台となる加害者になるおそれがあります。国内においても、年末から年始にかけて、航空…
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くらし
《特集》2月1日(土)から3月18日(火)はサイバーセキュリティ月間です(3)
◆サイバーセキュリティ人材の育成 ■実践的サイバー防御演習の実施 サイバー攻撃の悪質化・巧妙化が進む一方で、我が国のサイバーセキュリティ人材は質的にも量的にも不足しており、その育成が喫緊の課題となっています。NICTのナショナルサイバートレーニングセンターでは、NICTがこれまでの研究開発で培った知見を活用して、サイバー攻撃に対する一連の対処を実際に体験する「実践的サイバー防御演習(CYDER:C…
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くらし
《特集》2月1日(土)から3月18日(火)はサイバーセキュリティ月間です(4)
◆安心してインターネットを使うために ■国民のためのサイバーセキュリティサイト 日本中の多くの人にとって、インターネットはなくてはならないものですが、インターネットは誰もが安心して利用できるものといえるのでしょうか。総務省では、一般の利用者にセキュリティ対策の知識を分かりやすく提供するために、「国民のためのサイバーセキュリティサイト」を提供しています。サイバー攻撃を受けないように自衛するため、また…
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くらし
地方のかがやき 岡山県 倉敷市(1)
■景観や特産品などの地域資源に恵まれた文化・観光都市 岡山県南部に位置し、文化・観光都市として知られる倉敷市は暮らしやすい都市機能と自然が共存するまちでもあります。 市政に移行した昭和3年以降、合併や編入を重ね、倉敷市は多彩な表情の地区で構成されることに。 市の北部は古代、大和や出雲、筑紫と並ぶ四大王国とされた吉備の一部をなした地で、庄地区の楯築(たてつき)遺跡や真備(まび)地区の箭田大塚(やたお…
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くらし
地方のかがやき 岡山県 倉敷市(2)
■TOPICS 01 まちの魅力をアピールし、МICEも誘致 観光政策 特産品や名所、老舗など豊富な地域資源を広く知ってもらうため、倉敷市はこれらの情報をくらしき地域資源ミュージアムとしてWebなどで発信し、昨年7月にはJR大阪駅に直結する大型複合施設内にアンテナショップ「クラシキ」を開設しました。また昨年4月に MICE 誘致推進室を立ち上げ、「倉敷ならではの心に刻まれるMICE」を掲げて、誘致…
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くらし
地方のかがやき 岡山県 倉敷市(3)
■TOPICS 02 地元の人たちと触れ合い、瀬戸内の暮らしを体感 お試し住宅 くらしき移住定住推進室を平成27年に設置した倉敷市は移住セミナーや移住体験ツアーなどの事業に取り組んでいます。 お試し住宅については新幹線停車駅のJR新倉敷駅の徒歩圏で「街ぐらし」ができる集合住宅の物件に続き、令和5年3月には児島半島の南端にある下津井に「海ぐらし」を体感できる、せとうち古民家お試し住宅を開設しました。…
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くらし
地方のかがやき 岡山県 倉敷市(4)
■TOPICS 03 河川の改修や職員による徹底した戸別訪問 防災の取組 水害や地震に備えるため、倉敷市は市をあげて防災・減災対策に取り組んでいます。 ハード面では、昨年3月、計画を前倒しして高梁川と小田川の合流点を下流に付け替える工事が竣工し、地域の安全性が高まりました。大型の防災備蓄倉庫も市内3か所目を整備中です。 ソフト面では一斉地震対応訓練、講演会やシンポジウム、Webサイト「倉敷防災ポー…
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くらし
地方のかがやき 岡山県 倉敷市(5)
■暮らしてなっ得/那覇市のここがすごい! ◇むかし下津井回船問屋館長 三宅武夫さん ・明治時代の建物を復元した資料館。特産物の販売、食事処も 江戸時代、瀬戸内海に面した下津井には大坂に向かう北前船が寄港し、北国のニシン粕がもたらされ、これが綿花などの肥料となり、帰り荷として綿や塩などを出していました。風待ち潮待ちの交易港のなごりをとどめる下津井は外来者を受け入れてきた土壌があり、気候が良く、災害も…
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くらし
MIC NEWS 1
■つくろう!守ろう! 安心できる情報社会 DIGITAL POSITIVE ACTION インターネットや SNS の普及につれて社会生活の利便性が向上する一方で、偽・誤情報や詐欺広告、誹謗中傷などの投稿が加速的に拡散され、特に災害やパンデミックが発生した際には偽・誤情報等が深刻な影響を及ぼしていると指摘があります。世界的にも選挙に際して流通・拡散する偽・誤情報等による影響も指摘されています。 イ…
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くらし
MIC NEWS 2
■公害苦情の受付件数は3年連続で減少 ~令和5年度公害苦情調査結果概要~ お近くの市町村などに設置されている公害苦情相談窓口では、騒音や悪臭などの公害でお困りの方のご相談を受け付け、簡単な手続きによる解決を図っています。 公害等調整委員会事務局では、こうして市町村などが受付・処理した公害苦情について、毎年度、調査を行っています。 「令和5年度公害苦情調査結果」の概要は、以下のとおりです。 ●公害苦…
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くらし
MIC NEWS 3
■3月1日(土)から3月7日(金)まで春季全国火災予防運動を実施します! この機会に防火への意識を高めましょう ◇重点推進項目 ・地震火災対策の推進の推進 ・林野火災予防対策の推進 ・住宅防火対策の推進の推進 ◇推進項目 ・多数の者が集合する催しに対する火災予防指導などの徹底 ・放火火災防止対策の推進 ・製品火災の発生防止に向けた取組の推進 ・防火対象物等における防火安全対策の徹底 ・木造飲食店等…
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くらし
地域DXのヒント
静岡県裾野市 日本一市民目線の“頼りになる窓口”づくり 地域DXのヒント第12回は、自治体におけるフロントヤード改革の取組について裾野市の事例をご紹介します。 裾野市では「日本一市民目線の市役所」を目標に掲げています。その実現のため、オンライン申請を広げると共に、手続きがスムーズに終わり、悩みがあれば安心して相談できる市役所窓口の実現を目指しています。これを「頼りになる窓口」と呼んでいます。 この…
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その他
編集後記
3月号をお読みいただきありがとうございます。 今回、地方のかがやきでご紹介したのは岡山県倉敷市です。倉敷市と言えば美観地区や鷲羽山など街並みも自然も美しいまちのイメージですが、ジーンズなどの繊維産業や桃を筆頭とした農業も盛んで、水島にはたくさんの工場も集まっています。 倉敷市や周辺自治体への移住を検討されている方に向けて、倉敷市はお試し住宅を整備しています。今回は、下津井地区にある古民家を改装した…
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しごと
さぁ、ご一緒に!国勢調査員 大募集
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その他
その他のお知らせ(くらしを豊かにする総務省の情報誌 令和7年3月号)
・広報誌「総務省」についてのご意見・ご要望は、電子メールでお寄せください 【MAIL】kohoshi@soumu.go.jp 発行:総務省 〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2(中央合同庁舎2号館) 【電話】03-5253-5111(代表) 総務省 Ministry of Internal Affairs and Communics 2025年3月1日発行 第290号(毎月1回発行)…