くらし 近くて便利! 丘珠空港から空の旅へ(3)

■丘珠空港の「これから」
一年を通して道内外との路線を運航し、市民や道民の便利で安全・安心な暮らしに貢献するとともに、さまざまな人との交流を支える拠点となる空港を目指します。

▽丘珠空港の歴史
1942年に旧陸軍が設置した飛行場が始まりで、1958年に「札幌飛行場(札幌丘珠空港)」としての運用を開始しました。その後、1967年に滑走路を1,000mから1,400mに、2004年にさらに100m延長して1,500mとなり、駐車場なども拡張しました。

▽医療・防災機能の強化
ドクターヘリよりも搬送できる距離が長いメディカルウイング※を通年で運用することや、災害時の支援物資などの集積・搬送拠点として活用するための備蓄庫の設置などを目指しています。※地域の医療機関では提供できない高度・専門的医療を必要とする患者を、医師による継続した医学的管理の下、高度・専門的医療機関へ計画的に搬送する固定翼機。安定した運航で、道内の空港から1時間以内に丘珠空港へ患者を搬送できます

▽周辺地域との調和と共生
空港の機能強化を進めるに当たり、周辺地域との調和と共生が特に重要と考えています。市が策定した基本構想を基に、空港周辺地域のにぎわいの創出や環境への配慮などについて、地域の方と協議しながら進めていきます。

▽滑走路の延伸
現在は夏季のみ就航しているジェット機が冬季も運航し、一年を通して安定して利用できる滑走路長(約1,800m)とするため、滑走路を約300m延伸し、2030年の供用開始を目指しています。

▽ターミナル機能の強化
航空機の運航回数が増えると、駐機する機体の数や旅客数が増加するため、ターミナル機能の強化が必要に。建て替えも視野に入れたターミナルビルの拡張や、駐機場の増設などを検討しています。

▽就航路線の拡充
航空会社や関係機関と連携し、特に北海道との直行便がない道外の地域との路線の就航によって集客を図り、札幌をはじめとした北海道の経済活性化につなげようとしています。

■こんなイベントも!
▽早朝♪滑走路ウオーキングand HAC(ハック)格納庫見学会
9月開催予定!
日時や申し込み方法などの詳細は8月上旬にホームページでお知らせします
普段は立ち入ることができない空港の滑走路やHACの格納庫をこの日限りで開放します。滑走路を歩けるほか、格納庫を見学したり、写真を撮ることができます。

▽丘珠空港フェスティバル
来年2月ごろ開催予定!
チ・カ・ホで開催予定!日時などの詳細は今後本誌でお知らせします
道内外の就航地のブースが大集合。それぞれの観光スポット・グルメの紹介や特産品の販売をするほか、抽選で丘珠空港の就航路線のチケットなどが当たるキャンペーンも行います。

■空港の最新情報を入手しよう
▽札幌丘珠空港サポーターズクラブ
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※一部対象外の商品あり

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■読者プレゼント
9/1(月)までに下記コードからアンケートに答えていただいた方の中から、抽選で10人にオリジナルグッズのセット(クリアファイル、ノート、フライトタグ)をプレゼントします。

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問合せ:空港担当課
【電話】211-2357