- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 2025年10月号
いつまでも元気で過ごすために知ってほしい、今日からできる健康づくりのための取り組みを紹介します。
■お酒の飲み過ぎに注意!
●お酒を飲み過ぎると…
摂取する純アルコール量(お酒に含まれるアルコールの量)が増えると、がんなどの生活習慣病のリスクが高まります。また、一度に60g以上の純アルコール量を摂取すると、急性アルコール中毒になる危険も。お酒を楽しむ時には、純アルコール量を意識することが大切です。
▽純アルコール量(g)の計算方法
アルコール度数(%)/100×飲酒量(ml)×0.8(アルコール比重)
・純アルコール量20gの目安
ビール:度数5%、500ml
日本酒:度数15%、167ml(約1合)
・脳梗塞のリスクを高める純アルコール量
1日あたり:男性40g以上、女性11g以上
・大腸がんのリスクを高める純アルコール量
1日あたり:男性、女性ともに20g以上
※缶などで販売されているお酒の場合、パッケージに純アルコール量が記載されていることがあります
参考:厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」
●今日からできる! アルコールウォッチを使ってみよう
アルコールウォッチでは、飲んだお酒を選ぶと、純アルコール量と分解時間の目安が分かります。お酒を飲み過ぎていないか、いつから運転できるのかを簡単に確認できます。自分に合った飲酒量を考えるきっかけにしてみませんか?
飲んだお酒を選んで、計算するボタンを押すと、純アルコール量と分解にかかる時間の目安が表示されます。
▽アルコールの度数に気を付けて!
スーパーやコンビニなどで、アルコール度数が9%などの度数が高いお酒を手軽に買えます。しかし、350ml缶1本で純アルコール量が20gを超えるため、短時間で一気に飲むと、急性アルコール中毒になることも。少量でも短時間で飲み切らず、水も一緒に飲むようにしましょう。
問合せ:ウェルネス推進課
【電話】211-3513