- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和7年4月号
◆捨てるのはもったいない!!
みなさんは電話帳や電話交換所、番号案内104を利用したことがありますか?
私は「デジタルネイティブ世代(1990年頃〜2000年代生まれ)」にあたります。生まれた時からパソコンなどの電子機器がすでに普及しており、スマートフォンも小学生の時には日本でも浸透してきた頃でした。
つまり先述したサービスはどれも利用したことがありません。インターネットで検索するか、携帯に電話番号を登録しておくかすれば、紙の電話帳や番号案内104を利用する必要がなかったのです。よく使う電話番号は一度登録すれば、それ以降はボタン一つで利用することができます。そのため番号を覚えなくなったという人も多いはずです。
過去に利用していた人からすれば、身近なモノやサービスも技術の進歩によって新たなものに置き換わります。そして、世代が変わっていくことで忘れ去られてしまうのです。
ちなみに紙のタウンページと番号案内の104は2026年3月で終了するとのこと。これ以降は存在自体を知らない世代になります。そのため、彼らが過去の暮らしを知りたいと思ったときに調べることができるように、知っている世代が身近なモノを残していく必要があるのです。
有島記念館では過去の電話帳も集めています! もし捨てるつもりだった電話帳があれば、ぜひ有島記念館へご一報ください。持ち主からすれば「こんなもの…」と感じるモノも、今後はなかなか手に入れられない、貴重な資料になるかもしれません!
◆「広報かりぶと」「広報ニセコ」の古い号(1号〜)を持っている人はいませんか?
◇「こんなモノ集めています」
※時代は問いません
広報かりぶと、広報ニセコ、町勢要覧、ニセコエリアの観光・宿泊施設などのリーフレットやポスター、商店名が入った粗品類、明治から現在に至るまでの農具や各種生活用具、古いトラクター、函館本線長万部・小樽間に関する物品・写真・映像、ニセコエリアの街並みなどを映した写真・映像などニセコ町に関連するモノ全般、有島記念館ブックカフェで提供する書籍、雑誌全般
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