くらし 警察だより

■山菜採りは目先の収穫よりも安全第一
・行き先や帰宅予定時間を家族等に伝える
行き先が分からないと、遭難したときに捜索範囲を絞れず、救助活動に時間がかかります。
・山奥に入らない
慣れた山でも油断せず、自分の体力や体調、天候や日没時間に合わせた行動をしましょう。
・単独入山を避ける
万が一、山中で迷ったり、けがをした場合、一人では対処できないことがあるので、複数で行動しましょう。
・目立つ色の服装を着用する
万一の遭難でヘリコプターが上空から捜索する場合、赤色や白色系の服装が目立ちます。
・携帯電話やホイッスルを携行する
携帯電話は、非常時に救助要請することができます。また、ホイッスルは周囲に自分の存在を知らせることができます。

■春はヒグマとの遭遇に注意
・ヒグマ出没情報を確認する
自治体のホームページや新聞、テレビなどでヒグマの出没情報を確認しましょう。
・複数で行動する
ヒグマから身を守るには熊撃退スプレーが有効なので、スプレーを持つようにしましょう。
・ふんや足跡を見つけたら、すぐに引き返す
畑の農作物や草木などが食いちぎられた跡を見つけたときはすぐに引き返しましょう。
・食べものは必ず持ち帰る
ヒグマは、いったん人間の食べものの味を覚えると、それを目当てにゴミ捨て場などに繰り返し出没します。
山中に生ゴミを放置したり、埋めたりしないようにしましょう。
・もしもヒグマと遭遇した場合
騒いだり、背中を見せて逃げたりせず、ゆっくりと静かに立ち去りましょう。