くらし 町政の執行方針(2)

■基本目標2(施策6~施策9)
あらゆる人の希望に寄り添う幸せな暮らしを実現するまち

▽施策6 希望を叶えるあたたかな出産・子育て支援
鷹栖保育園と北野保育園を令和7年度に統合しました。より安心して産み育てることができ、子育てが楽しくなる町を目指し、「0歳児保育」「一時預かり保育」の環境整備に努めます。
また、子ども発達支援センターを10月から開設します。家庭でひとりで悩まずに子どもと向き合えるよう、一人ひとりに寄り添った支援を行い、子どもが健やかに成長・発達し、地域全体で子どもたちを支えあう体制を構築します。さらには、5歳児健康診査を新たに導入し、子どもを切れ目なく見守っていくことで、発達段階に合わせた適切なサポートを提供し、子どもがもつ潜在能力を最大限に引き出せるよう支援します。

▽施策7 一人ひとりが充実した暮らしを営むまち
誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、第2期地域福祉計画が策定されました。人と人、人と社会がつながり、町民一人ひとりが生きがいや役割をもち、助け合いながら暮らしていくことのできる地域を町民と共に創り上げていく、「地域共生社会」の実現に努めます。
分野にとらわれない、横断的な対応を行う「生活福祉相談センター」は、専門的な資格を有する職員を中心に、継続して関係機関と連携を深め、重層的支援体制整備事業のさらなる強化を図ります。

▽施策8 生涯元気に活躍できるまち
老人会は、設立70周年を迎えます。これまで会を支えてこられた皆さまに敬意を表し、記念誌の作成及び長生き感謝祭での記念式典を開催します。
介護職員の人材確保は重要な課題です。介護福祉士を目指す外国人留学生に奨学金を給付する「外国人介護福祉人材育成事業」、北海道鷹栖高等学校での「介護職員初任者研修」に引き続き取り組み、福祉現場の人材確保を進めます。

▽施策9 みんなで主体的に取り組む健康づくり
健康づくりは「幸せへの第一歩」です。病気の早期発見・早期治療による死亡率の低下、医療費の上昇抑制を目指し、特定健診受診率の向上に努め、受診者への保健指導を拡充します。
長年、地域の健康づくりの一翼を担っていただいた「保健推進委員制度」が、令和7年度をもって終了となります。今後は、保健師・管理栄養士が町民や地域の健康課題に合わせ、健康寿命延伸も含めた取り組みとして、より持続的で丁寧なアプローチができる支援体制を構築します。
また、新たな取り組みとして、民間事業者と連携し、働き世代をターゲットにした「コンディショニング」の試行事業を進めます。