- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道鷹栖町
- 広報紙名 : 広報たかす 令和7年7月号
令和2年度から令和6年度の直近5年間で鷹栖町に転入してきた方は、延べ1,000人います。6月1日時点の人口は6,395人なので約15%の人が5年以内に移住してきた方ということになります。
全国的に人口減少が進む中、毎年約200人が転入してくる鷹栖町。約7割が40代以下の子育て世代であることも特徴的です。
長く住み続けている方と転入されてくる方、双方が手を取り合ってまちづくりを進めていくことでさらに素敵な町につながります。
今月号では移住・定住の取り組みや支援制度をご紹介します。
・令和6年度年代別転入者割合
■住宅建築支援事業・空き家改修支援事業
平成26年度に創設した、新築住宅の建設や空き家の改修に対する支援では、以下のとおり多くの方が転入し鷹栖町での新たな暮らしを始めています。空き家改修支援事業は空き家の抑制にも繋がっており、安全安心なまちづくりの一助ともなっています。
■住民インタビュー
令和6年に鷹栖町に移住し、住宅を建てられた石川さんにインタビューしました!
☆鷹栖町への移住のきっかけを教えてください。
新しい家で子どもの成長を見守りたいと思い、家を建てる決断をしました。そこで移住の第一候補として挙がったのが妻の故郷である鷹栖町です。「安心して子育てができる環境」であると妻から話を聞いていたことと、家を建てる際の助成金が手厚いことが決め手となりました。
☆移住してきて良かったことはありますか?
子ども医療費、幼稚園給食費に対して助成があることやランドセルをプレゼントしてくれるなど、子どもへの隅々まで行き届いた支援が素晴らしいです。また、職業柄、全道各地に遠出することがあるので高速道路が近いことが嬉しいです。さらに、冬の除雪の丁寧さには驚かされました。
☆最後に、鷹栖町でどんな生活をおくりたいですか?
先日、地域の花壇整備を子どもたちと行いました。昨今、地域の結びつきが希薄になりつつありますが、地域とのつながりを大切にしている鷹栖町で、子どもたちの健やかな成長を見守っていきたいと思います。
■移住者を呼び込みためにこんなことをしています!
▽移住相談窓口
どんな些細なことでも大歓迎!窓口に来られての相談はもちろんのこと、電話・オンラインなどさまざまな方法で移住に関する相談を受け付けています。
▽移住相談会
都市地域には地方暮らしを検討されている方が多くいらっしゃいます。そのため、首都圏で開催される移住相談会に出展し、都市部在住の方へ、鷹栖町での暮らしの魅力を直接PRしています。今年度は東京・大阪で開催される4回の移住相談会に出展予定です。
▽移住体験ツアー
「実際に来てみないと鷹栖町での暮らしをイメージできない!」のご要望に応えるため、鷹栖町移住体験住宅(旧鷹栖小学校教員住宅)を活用して、就業体験を含めた移住体験ツアーを実施しています。
一人一人に合わせたオーダーメイド型の行程で鷹栖町に来てもらい、地域の方との交流や地域イベント等への参加をしてもらうことで、より具体的に移住を検討していただけるよう実施しています。
■新制度! 住宅地流動化事業補助金
市街地の住宅建設地の確保を目的に今年度から補助金制度を設けました。北野・鷹栖市街地内の空き家を解体して、住宅建設用地として売りに出すことを要件に解体工事に要した額の5分の4(上限額80万円)を助成します。
また、特定空き家等(※)についても同様の助成を受けることができます。
着工前の申請が必要なので、申請方法等については、お問い合わせください。
※特定空き家等…そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある等の状態であると町が認定した空き家等
お知り合いで鷹栖町への移住を検討している方がいらっしゃったらぜひ、素敵な暮らしをPRしていただくとともに、お気軽に移住相談窓口をご紹介ください。
担当:まちづくり推進課地域振興係
【電話】0166-74-3831