くらし TownNews(1)

■空き家課題解決のために~地域活性化起業人着任
地方自治体が、三大都市圏に所在する民間企業の社員を受け入れ、そのノウハウを生かし、地域課題の解決に取り組む「地域活性化起業人」制度。7月1日、当麻町で起業人として活動する岩岡勝人さん(株式会社GLOCAL本社…神奈川県)が、早河洋子さんの後任として着任し、村椿哲朗町長より委嘱状が手渡されました。
今後もGLOCAL社が持つ空き家の利活用のノウハウを生かし、町内の空き家などの課題解決に向けた活動を行います。

■飲酒運転を根絶~町内店舗で見廻り活動
平成26年7月13日、飲酒運転によって3人が死亡、1人が重傷を負う悲惨なひき逃げ事件が小樽市で発生しました。このことを受け、北海道は7月13日を「飲酒運転根絶の日」と制定。当麻町でも毎年、当麻町交通安全指導員会が「飲酒運転根絶見廻り隊」を結成し、当麻駐在所職員とともに啓発活動に努めています。
今年は13日に先駆け、11日の夕方に町内の飲酒店や酒類販売店を訪問。店主へ啓発グッズやポスターを手渡し、飲酒運転根絶への協力を呼び掛けました。

■歌って愛された半世紀~コールデイジー50周年記念コンサート
7月5日、公民館まとまーるで当麻町文化連盟(安部克歳会長)令和7年文化事業として、「当麻コールデイジー創立50周年記念コンサート」が開催され、約300人が来場しました。
コールデイジー(梁川則子会長)は1975年に女性コーラスグループとして発足。現在は混声合唱団として25人の団員が町内外の音楽イベントなどでその歌声を披露しています。
この日のコンサートは3部構成。1部では、「うたって、いいな」と題し、観客も参加できる合唱の場を、2部では、同文化連盟加盟の朗読サークル「ららら」(中辻明代表)との共演により「手をつなごう~ブレーメンの音楽隊~」を披露しました。
そして第3部では、災害被災地へのチャリティ活動の一環として、合唱ステージを実施。2024年に発生した能登半島地震の被災者を応援するため、高らかに歌声を響かせました。
このステージでは、来場者へ寄附金への協力を呼びかけ、集まった7万18円は日赤当麻分区を通じて、義援金として被災地へ送られました。