子育て 健康メモ

幼児のおやつ「牛乳・乳製品」

◆おやつに牛乳・乳製品が必要なのはなぜ?
幼児にとってのおやつは、食事ではとりきれないエネルギーや栄養素、水分を補う目的があります。幼児期の発育はとても盛んで、体の大きさに比べて多くのエネルギーや栄養素が必要になります。令和5年度国民健康栄養調査によると、カルシウム摂取量はどの年代においても推奨量に達していません。特に幼児にとって必要なカルシウム量を全て食事からとるのはとても大変です。3度の食事に加え牛乳・乳製品を毎日とることで、骨や歯だけでなく筋肉や心臓のはたらきを正常に保ち、神経系の発達にもつながります。

▽牛乳と豆乳の比較

豆乳200mlでは、牛乳の1/3以下のカルシウムしかとれません。

▽幼児は1日200~300mlの牛乳をおやつでとろう

牛乳以外に、ヨーグルトやチーズなど、色々な乳製品と組み合わせてとるのもおすすめです。

◆牛乳・乳製品アレルギーがある場合
食事にカルシウムの多いものを取り入れましょう。

◆将来の骨粗しょう症予防にも
日本におけるカルシウム摂取量と骨量・骨密度に関する研究では、有意な関連が認められているそうです。骨量は成長期に増加し、20歳頃に最大骨量に達します。幼児期から牛乳・乳製品を食べる習慣をつくり、健やかな体を維持しましょう。

参考)日本人の食事摂取基準2025年版 日本食品成分表(八訂)1歳6か月児のモグモグ幼児食

問合せ:保健福祉課 健康推進G
【電話】77-6544・77-6545・窓口6番