- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道美幌町
- 広報紙名 : 広報びほろ 2025年10月号
『美幌小学校のかしわの木』
美幌小学校のかしわの木は、市街地において最大最古の樹木であり、樹齢は約250年以内とされています。
江戸時代後期、美幌の地を訪れた探検家・松浦武四郎は、現在の豊幌地区あたりで、網走川を右岸から左岸へと渡り歩いた際に「周囲は、かしわが多く見られ…」と記録していることから、市街地には数多くの木が存在していたものと想像されます。
町のシンボル的な存在であり、町で一番最初に開校した美幌小学校敷地内にあるかしわの木を、平成11年10月12日に「美幌小学校のかしわ」として美幌町文化財に指定しました。
義務教育学校を美幌小学校敷地に整備する場合には、かしわの木の取り扱いが課題となります。木の移植には多くの費用や時間が生じることもあり、現状を確認したうえで、新しい学校の配置をどうするか開校検討委員会で慎重に議論を進めています。
開校検討委員会の開催結果などの情報は、町HPに掲載しています。
問合せ:学校教育課 総務G
【電話】77-6556