くらし 【消防Information】11月9日は「119番の日」・津波防災について

■9月の出場状況(町内)
火災出場:0件
救急出場:17件

令和7年累計(町内)
火災出場:1件
救急出場:161件

■119番通報について
佐呂間町からの119番通報は全て消防署にある「消防指令センター」につながり、管轄する消防署や出張所へ音声・指令書で伝えられます。

◆119番通報のかけ方
(1)まずは、「火事」か「救急」かをはっきり伝える。
(2)場所は正確に、町の名前から番地まで伝える。
(3)「何が燃えている」「誰がどうした」かを伝える。
(4)最後に自分の名前を伝える。

◆消防指令センターからのお願い
▽落ち着いて質問に答えることが早い出動につながります。通報の途中で出動準備をしていますので、落ち着いた回答をお願いします。

▽早く出動するためにも直接119番へ通報してください。直接出張所等に通報すると、内容を確認してから出動準備をするため、出動に時間がかかってしまいます。

▽消防車両は緊急走行時に赤色灯の点灯とサイレンの吹鳴が義務付けられています。「サイレンを鳴らさないで」と要望がありますが、消防車や救急車は緊急車両のためサイレンを鳴らさずに緊急走行はできません。ご理解をお願いします。

▽災害の確認は「災害案内ダイヤル」までお問い合わせください。【電話】0158・49・2131

▽誤って119番通報を発信された場合は電話を切らず、「間違いです」と伝えてください。

◆映像通報システムについて
通報者が撮影した映像を消防に送る119番通報の新しい仕組みです。言葉で説明しづらい災害現場の状況を明確に伝えることで、速やかな災害対応に繋がり、応急手当てが必要な方に対して効果的な手当てを補助することができるシステムです。
119番通報時に、火災、交通事故、重症な患者など、通報内容から指令員が必要と判断した際に、映像通報システムによる映像の送信を、ご依頼することがありますので、ご協力をお願いします。

■津波防災について
11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」に制定されています。
日本は、世界有数の地震大国で、これまで多くの地震や津波による災害を経験してきました。
津波は、通常の波とは異なり、大量の海水が塊となって押し寄せてくるため、陸上を襲った場合、人や建物を押し流し、風景を一変させる程の被害をもたらすことがあります。

◇津波とは
沿岸に近づき水深が浅くなるにつれ、急激に高くなります。津波の伝播速度は非常に速く、見てから逃げては間に合いません。津波の力は非常に強く、高さ20cmであっても速い流れに巻き込まれてしまうおそれがあります。津波は「引き」から始まるとは限りません。潮が引いたら逃げればよいというのは大きな間違いです。潮位変化が始まってから最大波が観測されるまで数時間以上かかることもあり、広い範囲の沿岸に到達し、半日や1日以上継続することもあります。

◇津波に備える行動の具体例
津波に襲われるおそれのある場所をハザードマップ等で確認しておきましょう。海から離れていても、川に沿って津波が襲う場合もあります。避難場所がどこにあるか周りの人と確認し、調べておきましょう。

◇安全を確保するための行動
津波は繰返し襲ってきます。到達後も津波警報・注意報解除まで避難をしてください。警報が出ている間は、絶対に戻ってはいけません。渋滞に巻き込まれる可能性があるため、車を使わずに高い所へ早急に逃げてください。テレビやラジオなどを通じて正確な情報を入手しましょう。

問合せ:遠軽地区広域組合消防署 佐呂間出張所
【電話】01587・2・3637