- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新得町
- 広報紙名 : 広報しんとく(令和7年8月号)
◆新しい神殿へ神霊を移す
6月16日、トムラウシ温泉東大雪荘近くにあるトムラウシ温泉神社で、老朽化した神殿の改築に伴う「遷座祭」が行われ、神殿を寄贈した古川建設株式会社の古川雅信社長へ、浜田町長から感謝状が贈られました。
新しい神殿は、高さ90センチ、幅・奥行き80センチ、重さ約20キロで、銅板屋根と木曽ひのき製の本体でつくられています。
浜田町長は「登山者を見守る神社として親しまれてきた場所。厚意に心から感謝したい」と述べました。
◆「とくとく」が「ウッドビルディング」登録
道産木材を活用した建築物を北海道が認定する、「HOKKAIDO WOOD BUILDING(北海道ウッドビルディング)」に地域交流センター「とくとく」が登録され、7月8日に登録証の交付式が行われました。
この登録制度は、建築物の構造材や内装材、外装材に道産木材を使用し、PR効果の高さなどを基準に認証されるもので、新得町の施設としては西十勝森林組合、役場新庁舎に続き3例目となります。
◆殉職者の冥福を祈る
6月17日、鉄道工事犠牲者を追悼する「苦闘の碑慰霊式」(町観光協会主催)が狩勝高原園地で行われ、参列者が冥福を祈りました。
また、同日は屈足湖畔において「開拓労働者鎮魂の碑慰霊式」(町主催)も行われ、拓殖鉄道や岩松ダム工事などで殉職された労働者へ追悼の意が捧げられました。
◆渡會教育長を再任 2期目へ
6月定例町議会にて教育長の人事案が同意され、渡會崇善氏が再任されました。
渡會氏は令和5年から教育長を務めており、2期目にあたる今回の任期は令和7年7月1日から令和10年6月30日までの3年間です。
◆固定資産評価審査委員会 委員を選任
固定資産評価審査委員会委員に選任された、齊藤さんと石塚さんへ浜田町長から選任書が手渡されました。齊藤さんの選任期間は令和7年6月11日から令和10年6月10日まで、石塚さんの選任期間は令和7年6月26日から令和10年6月25日までです。
◆防犯功労者表彰 伝達式
6月26日、役場大会議室にて新得地方防犯協会連合会の定期総会並びに防犯功労者表彰伝達式が行われました。
北海道防犯功労者表彰に新得防犯協会の高橋末治さん、釧路方面地域安全功労者表彰に屈足防犯協会の近藤忠雄さんが受賞しました。
表彰後、浜田町長は「今後とも地域社会の安全のため頑張っていただきたい」と述べました。
◆新得町遺族会解散 最後の戦没者追悼式
令和7年新得町戦没者追悼式(町主催)が7月10日に町公民館で執り行われ、戦没者のご遺族や一般の方など42名が参列し、戦禍の犠牲となった214名の御霊に追悼の意が捧げられました。
式後、新得町遺族会の解散式が執り行われました。浜田町長は来賓挨拶で「戦争の悲惨さ、平和の尊さを次の世代へ伝えていきたい」と述べました。続いて遺族会会員は新得神社へ移動し、敷地内の忠魂碑、慰霊碑を参拝しました。