- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道足寄町
- 広報紙名 : 広報あしょろ 令和7年4月号
■足寄町第7次総合計画を策定しました
足寄町の新しい総合計画が策定されました。住民と行政が共に協力し行動していく「協働のまちづくり」により、計画実現に向けて取り組みます。
◯総合計画とは
総合計画は、市町村のさまざまな計画の基本となるものであり、足寄町が目指すまちづくりや、それを実現するための施策等を定める重要な計画です。
本町では、昭和43年に総合計画を策定して以来、これまで6期にわたり総合計画を策定してきました。
第6次総合計画では「緑の大地にあふれる幸せ安全で安心なまちあしょろ」をまちの目指す将来像として掲げ、町民と行政による協働のまちづくりに取り組んできました。
近年、人口減少・少子高齢化の加速や激甚化する自然災害に加えて、生命等に影響を及ぼす感染症のまん延など、本町を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、行政に求められる役割も大きく変化しています。
また、デジタル技術を活用し、暮らしをより良いものへと変革するDXの推進や「誰一人取り残さない」というSDGsの理念の推進など今後の将来を見据えた「持続可能なまちづくり」に取り組むことが求められています。
本町では、これからの時代に対応していくため、本町のまちづくりを進めていく上で指針となる令和7(2025)年度から令和16(2034)年度までの10カ年計画として「足寄町第7次総合計画」を策定しました。
◯計画の構成と期間
《構成イメージ》
・基本構想
本町が目指す将来像やまちづくりの目標および方向性を示すものです。
・基本計画
基本構想を実現するための基本方針や施策の内容について体系に沿って示すものです。
・実施計画
基本計画で示した基本方針や施策の内容に基づき具体的な事業内容、財源等を示すものです。
《計画期間》
◯総合計画の策定経過
足寄町第7次総合計画策定に当たっては、町民の皆さんから多くのご意見やご提言を頂きながら令和5年7月から作業を進めてきました。
町長とのふれあい懇談会を地区別に開くとともに、まちづくりに関するアンケート調査を実施し、住民のニーズやまちづくりの課題を「基本構想」「基本計画」「実施計画」に反映しました。
また、関係機関や自治会等が推薦する町民の方々が委員を務める「足寄町第7次総合計画策定専門委員会」、地域代表者や関係機関の代表者からなる「足寄町総合開発審議会」において計画の内容をご審議いただきながら策定作業を行いました。
◯人口の動き
令和32(2050)年の本町人口は3759人まで減少すると見込まれています。町の見通しでは、町の施策による効果が着実に反映し、合計特殊出生率と純移動率が【足寄町創生総合戦略】で目標とした仮定値に改善されれば、令和32(2050)年の人口は4289人となり、社人研推計と比較し、約500人の施策効果が見込まれます。
◇基本目標
・緑豊かな自然と共生し安心して暮らせる快適なまちづくり
・いつまでも健康で安心して暮らせる支え合いのまちづくり
・多様な人々が豊かな考えや個性を受け入れ、共に成長していくまちづくり
・地域の特性を活かした産業で魅力と活力を生み出すまちづくり
・ともに考え未来につなぐまちづくり
※第7次総合計画の詳細については、町ホームページの他、役場や町民センターで公開しています。ぜひ、ご覧ください。
詳細:役場まちづくり推進課企画調整担当
【電話】28-3851