- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道足寄町
- 広報紙名 : 広報あしょろ 令和7年4月号
雪解けが進み、春の陽気を迎えるにつれ、自宅や周辺の環境整備がしやすい時期となります。例年この時期から初夏にかけては、不法焼却による火災や不法投棄の通報が多発しています。
■不法焼却
不法焼却は大変危険なもので最悪の場合、大規模な火災につながる可能性があります。全国では、2月に大規模な森林火災が発生し、この火災は不法焼却が原因ではないかといわれています。大規模火災により多くの人が避難生活を余儀なくされ、建物被害にとどまらず、大切な人命も失われました。
春から夏にかけては空気が乾燥し、強い風が吹く日が続くため、極めて危険です。火災が発生してしまうと、大切にしてきた財産や人の命も危険にさらされてしまいます。失ってからでは元に戻すことはできません。
■不法投棄
雪解けに伴って、道路の路肩や河川敷等では無造作に捨てられたごみが見つかります。道端にごみが捨てられた状況を見ると嫌な気持ちになるのではないでしょうか。町内はボランティアの方にごみ拾いに協力をいただいていますが、人目のあまりない場所で、袋に詰められた分別していない状態のごみが発見されることも少なくありません。
■不法焼却・不法投棄の罰則
不法焼却を行った場合は廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、個人の場合は、5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰則に処せられ、またはこれを併科されます。未遂の場合でも罰せられます。
町では、不法焼却・不法投棄を発見した場合、警察に通報しています。いずれも犯人を見つけ出して検挙するとともに、罰則が科せられています。
万が一、町内で目撃したときは、警察または環境衛生担当へ通報してください。
詳細:役場住民・出納課環境衛生担当
【電話】28-3858