くらし 誇りと活力あふれる夢(まち)づくりを目指す(2)

■[暮]誰もが安心して暮らせる夢(まち)づくり
●健康づくりの推進と医療の充実
・「元気てしかが21」を基本に、特定健診や各種がん検診の受診率向上を推進。
・若年世代の健診受診の定着化に向けた特定健診や満40歳特定健診無料クーポン券交付など、生活習慣病を早期に発見、重症化予防を推進。
・自殺者減少のため「いのち支える弟子屈町自殺対策計画」に基づき、メンタルヘルス講演会や自殺予防ゲートキーパーを養成。
・地域医療を守るため、MRIやCTをはじめ老朽化した設備や医療機器の更新など、中核となる摩周厚生病院への支援を継続。
・摩周厚生病院と連携した医療従事者の確保。
・新型コロナウイルス感染症ワクチン接種への助成。
・生後1〜5歳までの乳幼児対象の「おたふくかぜ」や50歳以上が対象の「帯状疱疹ワクチン」の予防接種費用などの一部の助成、各予防接種の勧奨を継続。

●子育て・福祉環境の充実
・地域全体で支え合いながら暮らすことができるよう、各種団体や地域住民とともに、支え合い体制の充実と人材の確保、育成に努め、円滑に福祉サービスが提供できる環境づくりを推進。
・生活困窮者やひとり暮らしの高齢者などが、自立し安定した生活が送れるよう支援を実施。
◎屈斜路古丹生活館の4月からの供用開始。
・「子ども子育て支援事業計画」に基づくより充実させた子育て支援の推進。
・妊婦の不安解消を図るため、産前、産後ケア事業と産前、産後サポート事業を継続し伴奏型相談支援を強化。
・赤ちゃんすくすく応援券交付事業を継続。
・医療機関窓口負担0円とする「こども医療費無償化」を実施。
・保育園や認定こども園の保育料と副食費を完全無償化。
・川湯保育園について、はだし保育による健康的なからだづくりの実践と保育士の増員。
・認定こども園ましゅうについて、園舎となりに移転する子育て支援センターの別棟建設工事にあわせて渡り廊下で接続、別棟の保育室兼午睡室とトイレを利用可能とし、待機児童解消に向けた準備と保育士確保への支援。
・子育て支援センターについて、保健師、保育士と連携し、さまざまな環境変化による孤立や不安を抱える世帯への積極的な訪問、育児不安のリスク解消のため「子育ての輪を広げる」取り組みを推進。
・放課後児童クラブについて、支援員の研修の充実、学校との連携を強化。
・「子どもの居場所づくり推進事業」によるこども食堂などへの支援を継続。
・児童虐待事案について、関係機関との連携を密にし、痛ましい事案発生を未然に防止。
・高齢者の生活全般の包括的で継続的な支援を行う地域包括ケアシステムを推進。
・高齢者の総合相談支援体制の充実と支えあい活動への支援継続。
・第7期障がい福祉計画などに掲げた各種施策を推進。
・福祉用具の給付や相談支援などの各種サービスを継続し、障がいのある方が地域で自立し安心して暮らせるよう、社会参加支援と相談支援体制を充実。
・こども発達支援センターによる利用児への手厚い療育支援の実施、支援につながっていない児童は早期支援につながるよう町内教育機関・関係機関と情報共有するとともに、成長発達につながるフォローアップを実施。

■[育]豊かな心を育て、文化を大切にする
●学び環境の充実
・生きる力を育む学校教育の充実を図るため、タブレットを活用した情報化教育と個別最適な学び、体力の増進と健康づくり、ふるさと学習の充実など、学校と地域が一緒になって子どもたちを支える教育を推進。
・全国から弟子屈高等学校の生徒を募集する「地域みらい留学」制度を活用、地域が学校を支えるコミュニティ・スクールを活性化。
・小中学校の普通教室や職員室へのエアコン設置を継続。

●生涯学習の推進と文化の継承
・循環型生涯学習社会の形成のため、社会教育事業と公民館事業を一体的に展開、町民の学習意欲を喚起し、その成果を地域課題解決に還元するよう推進。
◎打球による事故未然防止のため、町営野球場の弟子屈中学校側に防球ネット設置、老朽化したトイレの改築や観覧用ベンチの整備。
・より多くの方がスポーツ活動を続け、いつまでも元気で生きがいのある生活を送ることができるよう、ソフト・ハード両面で参加しやすい環境整備。
・改修に向け検討を進めるアイヌ民族資料館が本町のアイヌ文化振興拠点施設とするための実施設計。
◎台湾原住民族の交流団訪問を受入れ、今後のアイヌ文化振興の契機となるよう取り組みを実施。

■[人]行動する人を育てる夢(まち)づくり
●協働の推進
・地域づくりに必要とする人材を町外から募る「地域おこし協力隊」など様々な制度を活用、定住までを見据えた活動支援を継続。
・移住者や関係人口の増加に向け町内外でつながったネットワークを活用した積極的な情報発信。

●交流の推進
・住民が主役のまちづくりの実現に向け、自治会活動や地域コミュニティ施設の活用を支援。
◎鹿児島県日置市との姉妹都市交流では、町民ツアーによる日置市訪問や新そば祭り会場での物産展開催を予定しており、相互交流の推進を継続。
・移住相談やワーキングホリデーなどの取り組みを推進。交流人口及び関係人口の拡大が移住につながるよう当町の魅力を情報発信。
・奨学金を償還しながら働く町内在住の若年層に対して、償還した奨学金を補助金として支援し、本町出身者などUIJターンの加速、町外からの若者の定住促進や働き手不足の解消。

■[公]誰でも参加することができる
●安定した行財政運営
・町税の適切な課税、電子申告やキャッシュレス納付など、さらなる納税者の利便性向上。
・効果的な滞納整理による公平な税負担の実現。自主財源である税収の確保。
・ふるさと納税の返礼品の充実と、寄付者への情報発信。

●住民と行政の新たな架け橋づくり
・広報てしかが、町公式ホームページ充実のため広報モニター制度を継続。
・マイナンバーカードを基にした、行政手続きのオンライン化、各種証明書のコンビニ交付などを継続、利用者目線に立った住民サービスを提供するためのデジタル・ガバメントを推進。