- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道弟子屈町
- 広報紙名 : 広報てしかが 2025年7月号
このページは皆さんからの情報で作られています。どのような情報でもすぐにかけつけます。お気軽にご連絡ください。
■5月24日 屈斜路古丹生活館オープン記念 アイヌ文化講演会を開催
弟子屈アイヌ協会(土井房恵会長)主催の「アイヌ文化講演会~ゲノムで考える日本列島集団の成立史~」が5月24日、屈斜路古丹生活館で開催されました。
当日講師を務めた、独立行政法人国立科学博物館・篠田謙一館長は、古人骨に残るDNAを分析し日本人の起源と形成の過程を研究し、主に日本とその周辺地域、また南米アンデス文明の変遷と集団の関係を追及しています。
本講演では、縄文時代の精神を色濃く引き継ぐアイヌ民族と、日本列島における日本人との関係性を、最先端技術を用いたゲノム解析を通して掘り下げていきました。会場には約70人もの参加者が集まり、真剣にメモを取る姿が見
られました。
■5月25日 3町村の消防職団員が集結 釧路北部消防事務組合総合演習を実施
令和7年度第51回釧路北部消防事務組合総合演習が5月25日、摩周観光文化センターシルバースポーツハウスで行われました。
春の火災多発期にあたり、住民の皆さんの防火思想を高めるとともに、実践訓練を通じて消防職団員の技術向上と士気高揚、消防活動の充実強化を図ることを目的に、毎年行われています。
演習当日はあいにくの雨天で観閲式のみの実施となりましたが、同組合に所属する弟子屈町、標茶町、鶴居村の職団員96人が参加し、互いに士気を高め合いました。
■6月1日 屈斜路湖への感謝と安全操業祈願を アイヌ伝承儀式パリモモ(うぐい)祭り
弟子屈アイヌ協会(土井房恵会長)は、79年ぶりに復活したアイヌ伝承儀式「パリモモ祭り」を6月1日、屈斜路古丹生活館で行いました。9回目となる今回の儀式には、春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会の皆さんも参加しました。
パリモモ祭りとは、湖の恵みに感謝をささげる儀式のことで、屈斜路湖に生息するパリモモは当時貴重な食糧であり、漁の安全を願い儀式が行われてきました。
火の神へ祈りをささげる「カムイノミアペフチカムイ」、メノコ(女性)による先祖供養「イチャルパ」などの伝統儀式や古式舞踊奉納を行い、その後はアイヌ料理試食体験交流会が行われました。
■6月1日 弟子屈がカンボジア色に カンボジアとグローバルフェスタin昭栄を開催
南弟子屈自治会(小澤重則会長)と旧町立昭栄小学校にオフィスを持つ会社らが主催の第2回カンボジアとグローバルフェスタin昭栄が6月1日、同校舎で開催されました。この日は、カンボジアのアパレルブランドを展開する「Suijoh」浅野佑介代表の取り組み紹介のほか、古着などを用いたファッションショー、カンボジアとリアルタイムでの交流などが行われました。
当日は、近隣の牧場で働くベトナム人らを含む町民の参加や、町内飲食店によるカンボジア風味の食品などの販売があり、国際色あふれる一日となりました。
■6月6日・6月9日 緑溢れる町づくりを 町植樹祭と苗木無料配布会を開催
町植樹祭~森林(もり)は自然の貯金箱~が6月6日、エア・ドゥ絆の森で行われました。緑のふるさとづくりを目的に、町と緑化推進委員会(德永哲雄会長)が主催して毎年行っています。今年は関係者など約40人が参加し、エゾヤマザクラ65本の苗木を植樹しました。
また、9日には役場庁舎前と川湯支所前で、同委員会による町民向けの苗木無料配布会が行われました。町内の緑化推進のために毎年行われており、今年は巨峰などブドウの苗4種、計75本が用意され、集まった皆さんに配布されました。
問い合わせ:まちづくり政策課政策調整係
【電話】482-2913(課直通)