くらし まちの声 Vol.467

■表紙の人
神山佑斗(かみやまゆうと)さん(弥栄町)
標津町役場

今年の広報3月号の表紙に親子で掲載してもらった後、どこに行っても声をかけていただき、14年前この町にやってきた時のことを懐かしく思った瞬間でした。私は室蘭生まれ苫小牧育ちで、札幌の大学を卒業して標津町役場に建設技術職員として就職しました。知り合いも親戚もいないはずなのに「新しく役場に入った人でしょ」と声をかけられるのが不思議だったのを覚えています。まさに表紙に載った時と同じだったのです。
この地で釧路出身の妻と結婚し、2人の子どもに恵まれました。地主さんが近くにいて、帰省で長期不在時には「見張っておくから」と心強く、こども園や小学校の先生方はとても熱心に子どもたちと向き合ってくれ、妻も「嫁ぎ先が標津町で良かった」と喜んでくれています。仕事については、下水道工事の計画や設計・監督をしています。難しいこともたくさんありますがインフラ整備に携われることに誇りとやりがいを感じます。
この町にすっかり定着した私ですが、育ててくれた上司はもちろん、町内会をはじめとする地域の方に育てて頂いたものと深い感謝の思いが湧いてきます。微力ながらも町のために一生懸命働けるよう頑張ります。

次の「まちの声」は川畑公美さん(鳩ケ丘町)です。