- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道羅臼町
- 広報紙名 : 羅臼町広報誌「魚の城下町」〜みんなが主役のまち〜 2025年3月号
■「羅臼のときめき@たくさんの感謝を」
3月いっぱいで任期満了となり、今回の寄稿が最後となりました。振り返ると色々なことがありました。悔しい思いや悩んだことも沢山ありましたが、自分らしくここまで活動できたのは支えていただいた職場をはじめ、関わりのありました多くの方々のお陰です。本当にありがとうございました。3年間観光の仕事に携わり、町外や道外へ羅臼のプロモーションをする機会が度々あったのですが、羅臼を紹介しているときが個人的にすごく楽しくて、私は羅臼が好きなんだなあと感じていました。任期終了後も引き続き羅臼に暮らし、羅臼のときめきをこれからもみつけていきたいと思います。改めて、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします
(産業創生課地域おこし協力隊:新倉)
■「写真展開催のご報告と御礼」
2月3日~2月28日までおよそ1ヶ月の期間、大地みらい信用金庫羅臼支店様の2階をお借りして、私がこれまでに町内で撮影してきた写真の中から選んだ25点を展示させていただきました。会場には感想などを書いていただくためのノートを設置しておりました。温かいメッセージを本当にたくさんの方々が記入くださっておりました。足をお運びくださり、メッセージや直接温かいお言葉をくださった、多くの皆様へ心より御礼を申し上げます。なお、2025年度も引き続き、よろしくお願いいたします^^!!
(企画財政課地域おこし協力隊:近藤)
■「ここは一体どこの国?」
みなさんこんにちは、羅臼町で通訳ガイドとして働いている地域おこし協力隊の笹崎です。羅臼町は本格的な観光シーズンを迎えました。町の中を歩いていると、様々な国からいらしたお客様が溢れていて、どこか別の世界に居るような錯覚を起こします。彼らのお目当てはサハリンやカムチャッカ半島からこの時期にやってくるオオワシやオジロワシなどの渡り鳥です。羅臼は、それら絶滅の危機に瀕している貴重な鳥たちが身近に見られる世界的にとても貴重な場所です。中にははるばる遠い国から羅臼を訪れる一生に一度の機会となる方もいるので、最高の思い出になって欲しいと思いながら、日々鳥と語学の勉強しています。
(産業創生課地域おこし協力隊:笹崎)
■「初めての念願の景色」
羅臼に来たいと思ったきっかけだった流氷がやっと見れました!
毎日ネットで海氷情報をチェックしながら2月中旬にどうしても見たくて網走まで行きましたがタイミングが合わず見れず。今度こそ…!期待を胸に観光船に乗せていただきいざ出港。ドキドキしながらまだ周りが暗い中走っていると、なんだか海面が凍っている?
だんだんと朝日に照らされながら姿を表す流氷を発見!!海面に浮かぶ大きな氷の塊とワシ達のダイナミックな景色に感動。波に合わせて上下する姿はまるで生き物のようでした。運良くシャチにも会えて感無量です。
こんなに素晴らしい景色、自然のことなのでいつまで見れるのかわからないと思うと感慨深く感謝。美しい羅臼を多くの人にお伝えし、還元出来るように日々精進します!
(企画財政課地域おこし協力隊:生田目)
■「王者に会えた羅臼の冬」
初めて過ごす羅臼の冬。郷土資料館主催「アイヌのチャシ跡を巡るトレッキング」に参加しました。幌萌海岸の旧道をスノーシューで歩き、鹿のねぐらや動物の足跡を見て、チャシ跡に到着。帰りの斜面では、滑りすぎて真冬の川に落ちる寸前で助けていただきましたスリルもありながら、羅臼の自然と歴史を学べてよかったです!
この冬は何度も船に乗り撮影させていただきました。流氷の白とオオワシの黒の世界、氷の上のトド、そしてシャチ!国後島に向かう海の王者の後ろ姿を見て陸に帰るとき、切ない感情が沸き起こりました。家の扉を開けると裏山に若いオジロワシ、外を歩けばオオワシ、トドとシノリガモの群れ。素晴らしい生き物が一堂に会する羅臼の冬、ヒトと野生動物との幸せな共生を考えずにはいられないです。
(企画財政課地域おこし協力隊:谷原)
■「羅臼のみなさん、よろしくお願いします!」
はじめまして、3月より観光協会で勤務しております、山口です。札幌市出身です。
北海道が大好きで、北海道の大自然や美味しい食べ物を求めて、様々な場所を訪れていた中、羅臼町の魅力を知り、こちらで働きたいという強い気持ちに駆られてやってまいりました。
先日、早速観光船に乗り、朝日をバックに流氷の上に集まる多くの鷲たちの幻想的な光景に心を奪われました!北海道育ちの私でさえ、羅臼で鷲やシャチに出会えることを知りませんでした…このように、まだまだ知られていない素晴らしい魅力が他にあると感じています。
皆さんから学びながら、より多くの人々に羅臼の魅力を伝えて地域の発展に貢献できるよう、PR活動に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします!
(産業創生課地域おこし協力隊:山口)