くらし News and Info(3)

■INFO 下水道のトラブルが増えています
下水道の使用について、次のトラブルが増えています。
間違った使い方をすると、本人だけでなく、周辺住民も下水道を使用できなくなります。
注意事項を守って正しく下水道を使いましょう。

(1)下水管にトイレットペーパー以外の異物が流れ込み、管が詰まりマンホールから汚水があふれる、マンホールポンプに詰まることによるポンプの故障
トイレや排水口につまりの原因となるものは流さないでください。
つまりの原因となるもの…タオル・モップ・ネット・ヒモなどの繊維類、水に溶けにくい紙類、紙おむつや生理用品などの衛生用品、危険物、食べ物のくずなど

(2)下水管に油が流れ込み、油が固まることによる下水管の詰まり
汚水が流れなくなるので、次のマナーを守りましょう。
・家庭で出る油は排水口に流さず、新聞紙や布にしみこませ、燃えるごみに捨てる
・飲食店は、油脂などを除去するグリーストラップ(グリース阻集器)を必ず設置する
・グリーストラップは定期的に清掃する(日本阻集器工業会で示している清掃回数を目安にしてください。ただし、店舗の状況により清掃回数を増やすなど適切な維持管理をお願いします)
・グリーストラップ内の油脂分を分解して流すタイプの処理剤は使用しない

問合せ:上下水道整備課
【電話】52-2189

■INFO 給食費を改定します
食材価格の高騰により、栄養摂取基準を確保しながら献立の質を維持していくことが大変厳しい状況のため、学校給食の給食費を次のとおり改定します。
ご理解とご協力をお願いします。
改定時期:令和7年4月1日〜
改定後の給食費:下表のとおり
※児童・生徒の給食費は、価格の高騰分を市財源で支援することにより、据え置きます

問合せ:学校給食センター
【電話】53-4394

■INFO 110番通報の適切な利用を
110番は、事件や事故などで警察官を呼ぶための緊急ダイヤルです。県内のどこからでも警察本部につながります。緊急性のない相談は、最寄りの警察署や交番、相談専用ダイヤル#9110に電話してください。

◇110番をかけるときの6つのポイント
次のことを慌てずに落ち着いて話してください。
(1)何があったか…窃盗、交通事故、喧嘩など
(2)いつごろ…たったいま、5分くらい前など
(3)どこで…町名・番地、近くの店や目印になるもの、国道(高速)など
(4)いまどうなってる…けが人の有無、救急車の手配など
(5)犯人、相手は…いる、逃げた、人数、服装、車両など
(6)通報した人について…住所、名前、電話番号など

◇110番映像通報システム
通報したときに、携帯電話で撮影した事件や事故などの映像の送信をお願いすることがあります。協力ください。

問合せ:岩手県久慈警察署
【電話】53-0110

■NEWS 介護を身近に感じる機会に
◇家族介護支援事業「高校生と介護について学ぼう!」
2月14日、久慈東高等学校で家族介護支援事業「高校生と介護について学ぼう!」を開催し、7人が参加しました。
参加者は、介護予防に大事なことは地域とのつながりであることや趣味や地域イベントへの参加が効果的であることを学習。気軽なトレーニングとして、同校介護福祉系列の生徒の指導でタオルやボール、ペットボトルを使った簡単にできる体操を体験しました。ベッドを使い体の不自由な人を動かす体位変換や杖歩行の介助などにも挑戦。介助する側とされる側に立ち、お互いに無理なく体を動かす方法やサポートの仕方など介護の実践的な方法に触れました。
家族のサポートの参考にしたいと参加した樋口良子さんは「杖を使い階段を上るときは不自由な方の足から、降りるときは反対側の足から出すことを初めて知り、参考になりました。このような機会でなければ経験することできないので、参加してよかったです」と満足した表情を浮かべました。

■NEWS 市のキャリア教育の取り組みが評価
◇キャリア教育優良教育委員会文部科学大臣表彰受賞
2月6日、市教育委員会は第17回キャリア教育優良教育委員会文部科学大臣表彰を受賞しました。全国の優れたキャリア教育の実践例を表彰するもので、本年度は全国で10の教育委員会が入賞。市の取り組みは、行政と地域が一体となって持続的にキャリア教育を推進してきた点が評価されました。
市と教育委員会は、平成27年に久慈市キャリア教育推進協議会を設立。市内の中学校2学年を対象に、市内企業の事業を広く紹介する職業合同講演会「キャリアオーケストラ」や、生徒が市内の事業所で3日間仕事を体験し、働くことの意義や社会との関わりを深く学ぶ社会体験WEEKを実施しています。
事業所向けには、社会体験ハンドブックを作成。受け入れ時の対応や指導のポイントを整理するとともに、教員向けの研修を実施するなど、地域と連携したキャリア教育の充実を図ってきました。
令和7年度からは、久慈管内の市町村で連携して取り組む予定としており、地域ぐるみによる子どもたちのキャリア教育の充実に、今後も取り組んでいきます。