くらし News and Info(2)

■NEWS 発表と学びの2日間
◇令和6年度市民生涯学習のつどい
2月8日、9日の2日間にわたって、アンバーホールで市民生涯学習のつどいが開催されました。市民センター事業や各種サークルが、制作したバッグやクレイフラワーなどの作品を一堂に展示。小・中学生の明るい選挙啓発ポスターも展示され、市民の学びの成果が発表されました。
8日には「マンガふるさとの偉人タマシン・アレン」を題材に募集した読書感想文コンクールの表彰式と久慈市の偉人シンポジウム〜タマシン・アレン〜が開催されました。パネリストが初めに応募作品を講評。作品の内容を基に意見交換が行われ、アレン先生や地域について考える貴重な時間となりました。
同日には、タレントの渡辺裕太さんによる講演「人とのふれあい〜故郷(ふるさと)で生きるということ〜」も開催。渡辺さんは、仕事をする中で感じた岩手をはじめとする地方の魅力や人との出会いから得た故郷(ふるさと)に対する思いを語り、参加者は熱心に耳を傾けました。
9日のステージ発表は18団体が多彩なパフォーマンスを披露。会場を盛り上げました。
読書感想文コンクールの最優秀賞に選ばれた叶城晴翔さんは「アレン先生のおかげで今の久慈市があるのだと知りました。先生のようにみんなと仲良く過ごしたいです」と感想を述べました。
読書感想文コンクールの受賞者は次の通りです。(敬称略)
※詳細は、本紙をご覧ください。

■INFO 児童手当の手続きを忘れずに
令和6年10月分(12月振り込み分)から、児童手当の支給範囲が拡充されました。手当を受けるには申請が必要な場合があります。現時点で申請を済ませていない人は、期限までに忘れずに手続きをしてください。申請について不明な点がある人は、子育て世代包括支援センターまで連絡し、自身の申請の要否を確認ください。
手続きが必要な人:
(1)所得限度額超過により支給対象外となっていた人
(2)高校生年代の児童を養育している人(現在中学生以下の子を養育し、児童手当を受給中の人を除く)
(3)大学生年代までの子(22歳に到達した年度末まで)を含め、3人以上の子を養育している人
申請期限:3月31日(月)
※期限までに申請した人は、令和6年10月分に遡って手当を支給します。4月1日以降に申請した人は、申請月の翌月分からの支給となりますので、注意ください

問合せ:子育て世代包括支援センター
【電話】52-2169

■INFO 医療機関の適正受診について
地域の医療を守るために、医療機関を受診するときは次のことに気を付けましょう。
(1)なるべく日中に受診しましょう
夜間や休日に軽症患者の救急医療への受診が増加すると、緊急性の高い患者の治療に支障をきたす場合があります。
軽症の場合は日中に受診しましょう。

(2)かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医とは、健康に関する相談ができ、必要なときは専門の病院を紹介してくれる身近な医院やクリニックの医師のことです。体調が悪くなったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。

(3)夜間や休日の子どもの急な病気やケガは、小児救急医療電話相談の利用を考えましょう
看護師からアドバイスが受けられます。受診すべきか、様子を見てもよいか迷ったときに利用ください。
受付時間:19時〜翌8時(年中無休)
【電話】019-605-9000または局番無しの#8000

問合せ:県北広域振興局保健福祉環境部
【電話】53-4987

■NEWS 自分の中の鬼を退治!
◇久喜保育園豆まき会
1月30日、久喜保育園で一足早く節分行事の豆まき会が行われました。
園児13人が、クラスごとに自作した鬼の面や衣装を身に着けて参加。意気込みを聞かれると、園児らは自分の中にいる「ふざけんぼう鬼」や「おこりんぼう鬼」を追い出すと宣言しました。金棒を持った2体の鬼が登場すると、年少組はその怖さに思わず涙。園児らは鬼から逃げ回りながらも「鬼は外、福は内!」と大きな声で、新聞紙を丸めて作った豆を力いっぱい鬼に投げました。すると福の神が登場し、鬼は降参。最後はみんな一緒に「おにのパンツ」を元気に歌って踊りました。
年長の野崎千愛(せら)さんは「鬼が怖かった。自分の中の泣き虫鬼を倒せなかったかもしれないです」と振り返りました。

■NEWS 1年間の取り組み成果を発表
◇久慈工業高等学校校内課題研究発表会
令和7年度から久慈東高等学校と統合する久慈工業高等学校で、最後の校内課題研究発表会が開催されました。課題研究は、同校が専門的な知識や技術の深化、問題解決能力などの育成を目指して実施。
3年生がグループに分かれ、自分たちでテーマを設定し、解決に向け取り組んでいます。
発表会では4つのグループが成果を発表。同校がある野田村産の木材を使用したロゴオブジェの制作や地域の階段や電子機器の補修など、専門技術を生かした取り組みをスライドを用いて発表しました。
校舎内のストリートビューを製作し最優秀賞に選ばれた、建設環境科土木コースの高屋敷葵汐(きせき)さんは「統合後も校舎は使用されますが、節目となる今の状態を残しておきたいと思い挑戦。データ同士の結合がうまくいかず苦労しましたが、何度も繰り返してやり切ることができて達成感を感じています。就職後は技術職の魅力を広め、人材確保にも貢献していきたいです」と思いを語りました。