くらし 町のできごと


岩手県親子クッキングコンテスト2024(岩手ガスコラボ主催)が9月~11月に行われ、本町の米倉大志朗(だいしろう)さん(不動小6年)・正志(ただし)さん親子が優勝しました。
大会の料理テーマは「作ろう!僕の私の自慢のお弁当」。米倉さん親子はスキー競技で全国区で活躍する長女・恵美子(えみこ)さんに合宿先などで食べてもらうイメージで検討。町図書センターで食に関わる歴史本を数冊借り、その中でかつて保存食として用いられた「兵糧丸(ひょうろうがん)」、古代の乳製品である「蘇(そ)」、しょうゆやみその原型とされる「ひしお」を連想させるメニューを考案し「現代の忍者 アスリート飯」として完成させました。
大志朗さんは「材料の割合や鶏肉の焼き加減などを工夫した。優勝できてうれしい」、正志さんは「長女とも出場したことはあったが、その際は優勝できなかった。今回は(大志朗さんを)誘って出場できて良かった」と話しました。


親子のためのクリスマスコンサートが12月15日、田園ホールで行われました。12月の恒例行事で、例年と同じく不来方高校音楽部がクリスマスにちなんだ歌やパフォーマンスを披露。町内園児との共演も行われ、会場に詰めかけた園児の家族など563人が季節の行事を楽しみました。


やはぱーく冬の恒例行事「ふゆごモール」が12月14、15日に行われました。両日で約2,600人が来場し、音楽団体の演奏や館内で行われたワークショップや料理教室などを楽しみました。初日の14日のオープニング行事では、ニチイキッズやはば駅前保育園の園児らが歌や踊りを披露。ふゆごモールの幕開けを可愛らしく飾りました。


平成21年5月から令和3年5月まで、県飲食業生活衛生同業組合の理事長を務めました。就任直後の23年3月に東日本大震災が発生。津波により沿岸の多くの組合員が犠牲となり心を痛める中、自ら車両を出し、組合として炊き出しなどの活動に取り組みました。「震災後で組合活動はままならない状況だった。沿岸に行くたびに商店や町ができていく様子を見て、復興していくことが感じられた」と話しました。


平成10年9月から保護司となり活動してきた村松さん。保護司は犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアで、さまざまな職種や経験を持つ方が活躍しています。
村松さんは「保護司は保護観察対象者の唯一の味方。罪を犯し、粗暴に見える人でも、話してみればそうではなく、危険を感じたことはない。対象者との対話を大切に取り組んでいる」と話しました。


「みんなで減塩フェスタinやはば」が12月8日、やはぱーくで行われました。町民など約180人が来場。岩手医科大学の丹野高三教授(写真左)、赤坂憲准教授が講演し、平成29~令和2年度に実施した調査から、町民の食塩摂取量が9~10グラム程度で目標値6.5グラム~7.5グラムを上回っており、減塩やカリウムの摂取など、食事の改善が呼び掛けられました。
※QRから食生活や減塩に関するポイントなどが学べます。
※写真・QRコードは本紙参照


町は岩手銀行、NTT東日本岩手支店、NTT-MEと12月3日、「道路管理関連業務の高度化に向けた共同検討に関する連携協定」を締結しました。町道の舗装維持管理計画の策定や道路点検の効率化などに連携して取り組みます。
この取り組みにより、技術職や財源不足の課題解決、社会インフラである道路の効率的管理などが期待されます。