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■地域の課題解決へ大学生視点でのアイディア発表
2月17日、本町と「連携協定に関する包括協定」を結ぶ津田塾大学(東京都・高橋裕子学長)の学生が役場を訪れ、町長・副町長・教育長らを前に町の課題解決に向けた報告会が行われました。
今回は、同大学から総合政策学部の1・2・4年生7人と森川美絵教授をはじめ関係者らが訪問。「高校生と大学生の交流会」「住田町宿泊プログラム」と題したアイデアについて発表しました。
交流会については、大学生と関わりながら高校生の将来の選択肢の幅を広げることなどを目的に昨年度から実施。今後は、高校生のニーズを再確認し、オンライン上での交流会の開催を視野に入れています。
宿泊プログラムについては、町内で増加する空き家対策や下有住の「ありす蕎麦」といった地元の食文化の提供を目的として考案。住田での暮らしと食を提供する1泊2日のツアーの実現に向けて、来夏には同大学の学生らを対象としたツアーを実施する予定です。
発表を聞いた神田町長らは、これらの取り組みに対してアドバイスを送りながら、今後の施策実現に期待を寄せていました。

■園児が豆まきで鬼退治!
1月31日、町内の保育園で豆まき会が行われました。
このうち、有住保育園(紺野留実子園長)の園児たちは、先生から節分の習わしについての説明を受けた後「おこりんぼ鬼」や「泣き虫鬼」などといった退治したい心の中の鬼を発表しました。
すると、突然太鼓の音とともに赤鬼と青鬼が登場。恐ろしい形相に思わず泣き出す園児もいましたが「鬼は外、福は内」と一生懸命豆をぶつけていました。
園児たちの勇敢さに鬼たちはたまらず降参。最後は、記念撮影やダンスなどで鬼と仲良くなりました。

■種山の雪と触れ合う森の保育園(冬)
2月7日、種山ヶ原森林公園内で世田米保育園(岩渕真理園長)の年長児14人を対象に冬の「森の保育園」が行われました。
森の保育園は、町の森林環境学習の一環として行われているもので、季節ごとに年4回実施しています。
この日、園児たちは、すみた森の案内人による案内のもと、冬の種山ならではの自然の遊びを満喫。厳しい寒さと降雪に見舞われる天候でしたが、竹スキーやかまくらづくりなどを楽しみながら、自然への親しみを深めていた様子でした。

■室内でグラウンドゴルフ楽しむ
2月5日、町スポーツ教室の一環である「グラウンドゴルフ教室」が町生涯スポーツセンターで開講しました。
この教室は、2月毎週水曜日の全4回の日程で開催され、初日のこの日は初心者を含む19人のグラウンドゴルフ愛好者らが参加。
室内では屋外コートと違い、ボールが転がりやすいため、力加減を調整しながら1打に集中。
初めてプレーした参加者は、講師の指導を受けながら、ルールを理解していくと「入れ入れ!」「あともう少し」などと声を上げながら、プレーを楽しんでいました。

■多様な働き方を学び自身の将来考える
2月17日、イコウェルすみたで今年度4回目となる「キャリアトーク」が開かれました。
このイベントは、多彩な経歴を持つゲストの話を通じて、多彩なキャリアと働き方について学ぶイベントで一般社団法人Work Design Lab(東京都・石川貴志代表理事)が主催したものです。
この日は、会場とオンライン合わせて町内外の高校生ら約20人が参加。ゲスト2人から現在の仕事に至るまでの経緯やそのきっかけなどの話があり、参加者は刺激を受け、自分の進路選択に役立てていた様子でした。

■住田の歴史・文化について学び深める
2月15日、町教育委員会が主催する町民講座「住田町の文化財」が役場町民ホールで行われました。
この講座は、町内の価値ある文化財の存在を周知し、地元の文化財を誇りに思う気持ちを育むことなどを目的として開催し、35人が参加。
この日は、講師を務める町教育委員会職員が文化財の定義について触れた後、町内の指定文化財や登録文化財のほか、神楽や鹿踊りといった民俗芸能などについて解説。
参加者は、講師の話を真剣な表情で聴きながらメモを取るなどして、町の文化財についての関心を高めていた様子でした。

■宮沢賢治作品の朗読に耳をすます
2月15日、町教育委員会が主催する森のマイスター講座が役場町民ホールで行われました。
この講座は、自然の素晴らしさを楽しみながら学ぼうと開催しており、町内外から37人が参加。
この日は「宮沢賢治と種山ヶ原」と題し、エッセイスト・絵本作家の澤口たまみさんを講師に迎え、宮沢賢治の人物像について紹介しながら詩集「春と修羅」に収録されている「高原」、童話「種山ヶ原」の冒頭部分を朗読。参加者は宮沢賢治の世界観に思いを馳せながら、朗読を静かに聞き入っていました。