- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年7月号
■洋野町内の高校存続に向けて!
「福祉教育を通して洋野町への郷土愛醸成や活性化に貢献する」をミッションに掲げながら活動をしている、福祉教育支援プロジェクト推進員の宮城好郎(よしろう)です。
昨年12月、入学者の大幅な減少が続く町内の高校の将来像を考えるための「調査研究」を岡本町長から委嘱されました。これまで、県教育委員会をはじめ、県内外の小規模高校の存続化に向けた活動や、魅力化についての情報の収集・交換、ヒアリング調査などを実施してきました。今年3月には、大野高生を対象に「魅力づくり」の討議をワークショップ形式で2回行い、生徒からは「高校存続のために、話し合う機会があってうれしい」と声が寄せられました。
大野高校の空き教室を活用した「おおのカフェ」の設置から、約1年を迎えました。大野高校をはじめ、町内外の企業・団体のご支援に感謝します。ほっとできる場、生徒と住民の交流の拠点、大野高校の魅力化につなげられるよう、これからも取り組みます。
高校は、地域活性化の大切な柱であり、地域を支える人材育成に必要不可欠な存在です。あらゆる方策を視野に、微力ではありますが、町内高校の存続化を引き続き検討していきたいと思います。皆さまのご支援・ご協力をお願いします。
(福祉教育支援プロジェクト推進員 宮城好郎)